20年前の指定席の取り方

これは今から約20年近く前の話ですが、当時はどうしたら指定席が取れるのかが全くわからないでいました。20年前なんてネットなんかありませんでしたし、知っている人も少なかったでしょう。そんなことを思っていた時、たまたま買った『サラブレ』で指定席の取り方特集が2ページに渡って書いてありました。1995年のジャパンCが開催される時期に、私を含めて友人5人で東京競馬場に行こうと言う話になり、どうせ見るなら指定席がいいなあと話していました。

ジャパンCの指定席の取り方は、前日の土曜日の10時前までに正門前に指定席事に並び整理券を受け取り、翌日の日曜日に7時30分までに正門前に並ぶと言うものでした。徹夜で並べば指定席がゲットできると思っていた方も当時は多かったのではないでしょうか。整理券を貰い、時計を見ると10時30分。場所は東京競馬場で競馬開催中。こうなると、軽く勝負していくか!となってしまうのは若気の至りだったんでしょうね。皆上手い事大負けもせず、大勝ちもせず、ほぼトントンでその日は終了。

ジャパンCの日の朝は早めに行きましたが、競馬場近辺にはすでにものすごい数の人であふれかえっており、駐車場ももちろん満車。JRAの職員がスピーカーを持って物々しい雰囲気だったのを覚えています。

20年前の当時に、指定席へ座っていた方はどういった方法で指定席の取り方を知りましたか?1995年当時の話なのでアラフォー世代の方に聞きたいですね。丁度私が20歳になった年です。東京以外ですと中山競馬場へもよく行きました。中山競馬場のある船橋市は冬の早朝はかなり寒いです。船橋法典駅からだと地下通路で繋がっているので寒さも防げますが、京成線で東中山で降りた場合は中山競馬場まで15分の道のりと長かったものです。東京競馬場もそうですが、当時はG1戦以外は指定席は早い者勝ちでした。秋・冬の朝は寒くて堪えたのが今は懐かしい思い出です。

やはり指定席の何がいいかと言うと、自分たちの空間ができ、馬券を買うのが物凄く楽ということでしょうか。インターネットやJRAカードがない時代は皆さんはどのようにして指定席を取られていたのかが気になります。私は関東の人間ですから東京・中山が中心でしたが、関西方面の当時の指定席の取り方や、関西での競馬場の楽しみ方などを一度聞いてみたいものです。