【東京新聞杯2019予想】左回りで見直したい穴馬リライアブルエース

今週日曜東京のメインレースの東京新聞杯は安田記念、ヴィクトリアマイルに向けて始動する馬たちの集うマイル路線にとって非常に重要なレースです。昨年の勝ち馬リスグラシューは、春はヴィクトリアマイル2着、秋には距離延長で覚醒しエリザベス女王杯を制覇し香港にも遠征するなど、このレースでの勝利が飛躍のきっかけの一つと言っても過言ではない内容の一年となりました。

今年の勝ち馬が果たしてどんな一年を送るのかも注目したいところですが、今回取り上げたいのは昨年オーストラリアで武者修行し、今年は日本に腰を据えて騎乗する予定の坂井騎手が騎乗するリライアブルエースです。

ジョッキーにとっても所属厩舎の栗東・矢作厩舎の管理馬で、父ディープインパクト、母ゴールデンドッグエーから生まれた6歳馬で、全兄に小倉大賞典、七夕賞などを勝利したアルバートドックがおり、クラシック戦線での活躍が期待されていたPOGなどでも注目されていた血統背景の持ち主です。

クラシックも期待されていたように、本来ならもう少し長い距離を狙っていたのかもしれませんが、結果的にはマイルより短い距離適性といった戦績になっています。昨年は準オープン勝利後に強気の京王杯SC参戦、そして中京記念では3着に入り関屋記念では2番人気に推されるものの、G3で苦戦しているというのは陣営としても誤算だったかもしれません。

オープンでは力足らずなレースが続きますが、左回りの中京記念で3着、そして東京コースに至っては【2-0-0-1】という戦績を見るに今回は相性の良い見直せる舞台であり、この時期のG3であれば充分勝ち負けに絡めるのではないでしょうか。前走の京都金杯は10番手から流れ込むだけと見どころのない内容で勝ち馬から13馬身差の大敗となってしまいましたが、そのおかげで今回は人気も急落しています。

登録馬を見渡しても前走1着馬はインティチャンプのみ、ここで弾みを付けたい競走馬同士の大混戦となりそうな今回。ここは大穴期待でリライアブルエースから入ってみたいと考えています。