人と馬との相性という目に見えないものを測る方法として私達競馬ファンが参考にすべきものとして"着順"が挙げられます。その騎手とのコンビでどんな成績を残し、他の騎手と比べどのような結果を出してきたのかというのは目に見える一つのデータとして現れます。
そういった意味で、土曜阪神のメインレース仁川ステークスに登録の、ここ5戦いずれも人気以上の結果を残しているホーリーブレイズと高倉騎手の強力なコンビに注目したいです。
父はJRA所属馬には珍しいフリオーソで、母の父はスキャンというダート適性の高い血統背景となっています。このコンビでここ5戦はいずれも3番人気以下での出走となりましたが、すべてで人気を上回る結果につなげており、8番人気を3着、7番人気を1着に持ってくるなど穴党にとっても見逃せない内容を含んでもいます。
ハンデ戦となる今回ですが、想定ではそこまで高い配当は望めないようで、ルメール騎手のアングライフェン、松若騎手のテルペリオン、福永騎手のナムラアラシ、岩田騎手のピオネロ、そして鮫島騎手のモズアトラクションなどと上位人気を構成しそうなメンバーとなっています。
昨年からハンデ戦となったレースですが、過去5年のデータを見ると【4-1-0-0】と1番人気が圧勝しており、2番人気も連対率80%と堅いレースになっているため人気には逆らわないほうが良さそうです。
混戦模様だけに当日までオッズは読めませんが、好相性のこのコンビが上位人気に推されるようであれば連軸として最適ではないでしょうか。