【若葉S予想2019】皐月賞へ向けて本気モードか、アンクルテイオウ

昨年はホープフルステークス勝ち馬のタイムフライヤーが断トツ人気で出走したものの5着敗退と大波乱になった皐月賞トライアル若葉ステークスが今週土曜の阪神メインレースに組まれています。今年はホープフルS2着だったアドマイヤジャスタがすみれステークスから始動するも2着に敗れており、実績馬が始動戦にリステッドを選ぶというのが叩き台であろうことは察しがつくため取捨が非常に難しくなってきます。

ただ、今年の若葉ステークスはこれといった実績馬は参戦しておらず、ホープフルS9着のミッキーブラック、ホープフルS4着で今週スプリングSと両睨みのコスモカレンドゥラ以外は2歳G1未経験馬の登録のみとなっています。

その中でも人気を背負いそうなのはディープインパクトと同じ勝負服で若駒Sを勝利してきたヴェロックスになりそうですが、これまで連勝がなくまだまだ成長途上という印象も受けます。すでにオープンを勝利しており皐月賞出走という点では賞金面で不安もなさそうなため、敢えてここで絶対勝利を目指す必要性を考えると、ここは傾向から人気以下の結果となる可能性が高いのではないでしょうか。

昨年は3連単490万馬券となりましたが、それほどの大波乱はそうそう起きないにせよ、今年もこのレースでどうしても権利がほしい馬から狙ってみたいところ。そこで今回注目したいのが、いぶし銀の四位騎手が手綱を取るハービンジャー産駒、アンクルテイオウです。四位騎手が追い込む競馬を教え込んでいる成果が出てきているのか、前走でようやく未勝利脱出し、まだ500万下の実績もありませんが、滑り込みで皐月賞トライアルまでたどり着きました。

四位騎手と言えばウオッカやディープスカイなどダービー制覇の印象深い騎手ですが、ダービーまではスワーヴリチャードの主戦騎手でもあり、久しぶりのクラシック参戦、制覇にも期待がかかります。

500万下を飛ばしていきなりのトライアル参戦はハードルが高いのは否めませんが、ここを逃せば後がない本気モードで出走と思われるアンクルテイオウの走りにぜひご注目ください。