【マイラーズC予想2019】過去データが後押しする激走期待の穴馬とは?

21日(日)は京都競馬場で安田記念の前哨戦「マイラーズC」が行われる。今回は当サイトが公開した過去10年のデータ・傾向や、筆者が独自で調べた傾向に当てはまる激走期待馬を1頭紹介したい。

今回紹介したい穴馬は「ケイアイノーテック」だ。いくつかの好走データに当てはまるので、以下で該当データを紹介したい。

「ディープインパクト産駒」

3着内の回数はディープインパクト産駒が圧倒的。母数も多いがそれでも複勝率は33.3%と3頭に1頭は馬券圏内に入っている。今年はダノンプレミアム、ケイアイノーテック、メイショウオワラの3頭が対象。

種牡馬データ
種牡馬 1着 2着 3着 4着以下
ディープインパクト 2 3 3 16
ホワイトマズル 2 0 0 2
キングカメハメハ 1 1 2 16
フジキセキ 1 1 0 4
スペシャルウィーク 1 1 0 2
アグネスタキオン 1 0 1 7
サクラバクシンオー 1 0 0 2
ロドリゴデトリアーノ 1 0 0 1

「G1の好走経験」

過去10年の3着以内馬延べ30頭中15頭は、過去に「G1レースで3着内に入った経験のある馬」でした(6-4-5-28)。G1で3着内経験のない馬(4-6-5-99)も半分いるが、好走率ベースではG1・3着内の馬が圧倒的に高くなっている。ケイアイノーテックは昨年2018年のNHKマイルCを優勝しており、条件に当てはまる。

「前走との間隔が中5週以上」

過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は、「前走との間隔が中5週以上」の馬だった。さらに、勝ち馬10頭全てが「中5週以上の馬」で、「中4週以内」の馬は「0-4-1-60」となっており、好走率が極端に低くなっている。ケイアイノーテックの前走は根岸Sで、中11週となっている。

間隔データ
間隔 1着 2着 3着 4着以下
連闘 0 0 0 1
2週 0 1 0 13
3週 0 1 1 26
4週 0 2 0 20
5~9週 5 3 0 30
10~25週 5 3 9 34
半年以上 0 0 0 2
4週以内 0 4 1 60
5週以上 10 6 9 66

「8枠」

ケイアイノーテックは「8枠9番」。枠番は全体的にそこまで極端な傾向はないが、「8枠」が最多の3勝をあげており、勝率がトップである。

枠番データ(マイラーズC・過去10年)
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 0 10
2枠 2 2 0 8
3枠 0 1 3 9
4枠 1 1 1 10
5枠 0 0 0 13
6枠 0 1 3 10
7枠 1 1 0 15
8枠 3 0 0 14

「京都競馬場の芝1600m」の過去5年の枠番データを見ても、「8枠」は最多勝利数をあげており、勝率と複勝率は全体で2位となっている。

枠番データ(京都芝1600m・過去5年)
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 7 10 15 108
2枠 15 8 9 114
3枠 17 13 12 119
4枠 11 16 11 130
5枠 8 14 15 140
6枠 11 20 13 147
7枠 12 15 18 175
8枠 24 15 16 177