【天皇賞・春2019予想】過去データが後押しする激走期待の穴馬とは?

28日の京都メインは「天皇賞・春」。泣いても笑ってもこれが平成最後のG1レースだ。舞台は荒れる淀の長丁場、新時代の幕開けを前に波乱が巻き起こるのか?それとも順当か?

今回は当サイトが公開した過去10年のデータ・傾向や、筆者が独自で調べた傾向に当てはまる激走期待馬を1頭紹介したい。

今回紹介したい穴馬はステイヤーズSの勝ち馬「リッジマン」だ。いくつかの好走データに当てはまるので、以下で該当データを紹介したい。

「内枠」

リッジマンは3枠3番。まずは何より「内枠」に入れたことは大きい。ここまでハッキリと内枠有利が断言できるコース条件は珍しく、枠順によるコースロスの差が顕著に現れている。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 5 1 1 13
2枠 1 2 2 15
3枠 1 1 1 17
4枠 1 0 2 17
5枠 0 0 0 20
6枠 2 2 2 14
7枠 0 2 1 24
8枠 0 2 1 27

「蛯名正義騎手」

リッジマンの鞍上は蛯名正義騎手。勝利数および3着内の回数は武豊騎手と同率トップだ。武豊騎手は香港へ遠征中のため、ここは蛯名騎手に期待がかかるところ。「長距離は騎手で買え」という古くからの競馬の格言がある通り、ここは得意舞台の蛯名騎手に注目だ。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
蛯名正義 2 1 1 4
武豊 2 1 1 4
岩田康誠 1 1 0 7
松岡正海 1 1 0 2
横山典弘 1 0 0 4
C.ウィリアムズ 1 0 0 2
石橋脩 1 0 0 1
福永祐一 0 1 1 6
池添謙一 0 1 1 5
内田博幸 0 1 0 4

「前走が阪神大賞典」

リッジマンの前走は阪神大賞典・6着。日経賞、大阪杯、阪神大賞典の3つのレースが3勝ずつを挙げているが、3着内の回数が一番多いのは阪神大賞典。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
日経賞(G2) 3 3 2 47
大阪杯(G1)※ 3 3 1 10
阪神大賞典(G2) 3 2 5 48
京都記念(G2) 1 1 0 4
ダイヤモンドS(G3) 0 1 0 13
大阪ーハンブルクC(OP) 0 0 1 13
ドバイWC(G1) 0 0 1 1
中日新聞杯(G3) 0 0 0 3
香港ヴァーズ(G1) 0 0 0 1

※G1に昇格前の大阪杯(G2)を含む。大阪杯は2017年にG1に昇格。

「6歳馬」

リッジマンは6歳。7歳以上の馬は優勝経験がなく、過去10年で3着内に入った延べ30頭中、26頭が6歳以下の馬だった。最多の4勝を挙げているのは5歳馬だが、好走率ベースでは6歳馬が勝率・連対率・複勝率の全てでトップ。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 1 5 36
5歳 4 4 1 39
6歳 3 3 2 27
7歳 0 1 2 18
8歳以上 0 1 0 27