ヴィクトリアマイル(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

古馬牝馬による春のマイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」がいよいよ開催されます。昨年は8番人気のジュールポレールが優勝し、一昨年は6番人気のアドマイヤリードと11番人気のデンコウアンジュが1,2着に入線するなど、近年は波乱傾向が強い一戦となっている同レースですが、果たして今年はどうか?今回は過去10年間のデータをもとにヴィクトリアマイルの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」以外の上位人気は不振、波乱傾向は強め

「1番人気」は最多の3勝を挙げ、連対率60%とまずまずですが、「2番人気」は1勝のみ、「3番人気」は0勝と、1番人気以外の上位人気の勝率は低めです。複勝率ベースでは「1番人気」を除けば、3着3回の「7番人気」が複勝率50%、2着2回の「11番人気」が複勝率40%と下位人気が高めとなっております。配当は、過去10年で10万馬券以上が4回、そのうち1回は2070万馬券という超高額配当で、一昨年も91万馬券が飛び出すなど高額配当が目立ちます。波乱傾向は非常に強い一戦と見て良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 3 0 4
2番人気 1 0 1 8
3番人気 0 1 2 7
4番人気 1 0 0 9
5番人気 1 0 1 8
6番人気 1 0 1 8
7番人気 1 1 3 5
8番人気 1 1 0 8
9番人気 0 0 0 10
10番人気 0 0 0 10
11番人気 1 2 1 6
12番人気 0 2 0 8
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 0 0 10
15番人気 0 0 0 10
16番人気 0 0 0 10
17番人気 0 0 0 10
18番人気 0 0 1 7
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 1 0 1
2.0~2.9倍 0 0 0 1
3.0~3.9倍 1 1 0 1
4.0~4.9倍 1 1 1 3
5.0~6.9倍 0 1 1 6
7.0~9.9倍 1 0 0 11
10.0~14.9倍 2 1 4 13
15.0~19.9倍 2 0 1 5
20.0~29.9倍 1 0 1 17
30.0~49.9倍 0 4 0 27
50.0~99.9倍 0 1 1 30
100.0倍以上 0 0 1 33
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 6,410円 80,580円
2010 2,780円 85,770円
2011 740円 3,620円
2012 10,720円 75,320円
2013 12,600円 193,570円
2014 28,050円 407,940円
2015 73,990円 20,705,810円
2016 9,790円 48,310円
2017 73,750円 918,700円
2018 11,730円 63,640円
該当馬1番人気(下記「オッズ予想」を参考)
ラッキーライラック

オッズ予想

下記のオッズ予想は登録馬の独自のオッズ予想になります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

オッズ予想
人気 馬名 オッズ予想
1 ラッキーライラック 3.6
2 アエロリット 4.0
3 ミッキーチャーム 5.1
4 レッドオルガ 6.7
5 プリモシーン 8.9
6 カンタービレ 12.5
7 ソウルスターリング 16.3
8 デンコウアンジュ 20.2
9 フロンテアクイーン 26.4
10 ノームコア 30.7
11 レッツゴードンキ 34.1
12 アマルフィコースト 36.0
13 クロコスミア 46.9
14 サトノワルキューレ 72.6
15 ミエノサクシード 80.3
16 ワントゥワン 116.1
17 サウンドキアラ 186.3
18 メイショウオワラ 213.0
19 キャナルストリート 263.8

■「内枠やや優勢」&「差しが届きやすい」

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。枠番は、「3枠」と「6枠」が最多の3勝を挙げており、勝率と連対率が同率トップです(いずれも15%)。複勝率ベースでは、勝利数こそ0ですが2,3着の回数が最多の「1枠」が複勝率30%でトップとなっております。内外の有利不利は少なめですが、複勝率ベースでは「1~3枠」が全て複勝率20%を超えているのに対し、「6~8枠」は全て10%台となっており、内枠がやや優勢といった感じです。

脚質は、「差し馬」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。しかし、好走率ベースでは「逃げ・先行馬」に全て劣っており、前で競馬をする馬の成績も決して悪いわけではありません。マイルとしてはタフなコースで、他のコースに比べると後方馬もかなり馬券に絡んでくるので、差しは届きやすいというのがおおまかな傾向です。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 2 4 14
2枠 1 1 2 16
3枠 3 0 1 16
4枠 0 2 0 18
5枠 0 2 1 17
6枠 3 0 0 17
7枠 2 1 1 24
8枠 1 2 1 26
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 2 7
先行 3 4 3 26
差し 6 4 2 65
追い込み 0 2 3 50
マクリ 0 0 0 0
該当馬差し馬候補
レッドオルガ
プリモシーン
カンタービレ
デンコウアンジュ
フロンテアクイーン
ノームコア
レッツゴードンキ
サトノワルキューレ
ミエノサクシード
ワントゥワン
サウンドキアラ
キャナルストリート

■馬体重は「-3~+3kg」に注目

馬体重は、4勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 1 9
-9~-4kg 4 1 2 32
-3~+3kg 4 4 6 69
+4~+9kg 0 2 1 25
+10~+19kg 0 2 0 9
+20kg~ 0 0 0 2
不明・初出走・未更新 2 1 0 2
今回減 4 2 5 63
同体重 3 2 1 26
今回増 1 5 4 57

■「4歳馬」が好成績

年齢は、「4歳馬」が最多の5勝を挙げており、3着内の回数も最多です。3着内に入った30頭中25頭は「4~5歳馬」で、4歳馬と5歳馬が中心となります。所属は、「関西馬」が最多の8勝を挙げており、3着内の回数も最多です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 5 7 3 70
5歳 3 2 5 47
6歳 1 1 2 24
7歳以上 1 0 0 7
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 2 3 57
栗東 8 8 7 91
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0
該当馬4歳馬
アマルフィコースト
カンタービレ
サウンドキアラ
サトノワルキューレ
ノームコア
プリモシーン
ミッキーチャーム
ラッキーライラック

■前走が「阪神牝馬S」だった馬が中心

前走レースは、最多の4勝を挙げ、3着内の回数も最多の「阪神牝馬S」に注目。前走着順は、「2着」と「5着」が最多の2勝を挙げており、3着内の回数は「2着」が最多で、好走率ベースでは「5着」が勝率(25%)、連対率(25%)、複勝率(37.5%)の全てでトップです。前走「6着以下」だった馬も5勝しており、3着内も10頭と多いので、前走掲示板外に敗れた馬でも巻き返しは十分と考えて良さそうです。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
阪神牝馬S(G3) 4 4 3 55
中山牝馬S(G3) 1 1 2 10
大阪杯(G2)※ 1 1 1 2
高松宮記念(G1) 1 0 1 11
マイラーズC(G2) 1 0 0 5
ドバイシーマC(G1) 1 0 0 1
ドバイデビューティF(G1) 1 0 0 0
福島牝馬S(G3) 0 2 2 31
ドバイワールドC(G1) 0 1 0 1

※2017年にG1昇格後は、同レースへは未出走。

前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
1600万下 0 0 1 9
オープン特別 0 0 0 3
G3 1 4 4 52
G2 6 5 4 67
G1 1 0 1 13
海外 2 1 0 2
地方 0 0 0 2
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 0 2 3 31
2着 2 1 3 21
3着 0 1 3 8
4着 1 1 0 10
5着 2 0 1 5
6~9着 3 2 0 40
10着以下 2 3 0 33
該当馬前走が阪神牝馬Sだった馬
ミッキーチャーム(1着)
アマルフィコースト(2着)
ミエノサクシード(3着)
クロコスミア(5着)
カンタービレ(6着)
レッドオルガ(7着)
ラッキーライラック(8着)
サトノワルキューレ(9着)
ワントゥワン(14着)

■騎手は「内田博幸」、「戸崎圭太」、「横山典弘」が好成績

騎手は、2勝ずつ挙げている「内田博幸」、「戸崎圭太」、「横山典弘」が好成績。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
内田博幸 2 1 0 5
戸崎圭太 2 0 0 4
横山典弘 2 0 0 6
蛯名正義 1 2 0 6
武豊 1 1 0 6
幸英明 1 0 1 0
C.ルメール 1 0 0 3
岩田康誠 0 1 1 5
C.ウィリアムズ 0 1 0 3
浜中俊 0 1 0 6

※現役騎手のみを表示しております。

該当馬該当騎手の騎乗予定馬
サトノワルキューレ(内田博幸)
クロコスミア(戸崎圭太)
アエロリット(横山典弘)