葵ステークス(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

昨年に重賞へ格上げされた3歳スプリントの「葵ステークス」。2009年まで京都の芝1400mで行われておりましたが、2010年に1200mへ変更となりました。重賞格上げに伴い賞金が上がったこともあり、これからレースの位置付けも変わってきそうです。今回は、1200mに変更された2010年以降の過去9年間のデータをもとに葵ステークスの傾向を探っていきたいと思います

■上位人気が不振、波乱傾向は強め

「1番人気」は2勝を挙げ、連対も1回のみと成績はそこまで。「2番人気」と「3番人気」も1勝ずつと勝率は低めで、上位人気の信頼度はそこまでという印象。一方で「6番人気」が2着3回、3着2回で複勝率(55.6%)がトップ。「9番人気」も2勝を挙げ、勝率(22.2%)と複勝率(33.3%)は1番人気と同率で、人気薄が激走するケースが目立っております。単勝オッズ「50倍以上」の大穴も「0-2-1-31」と2,3着には絡んでおり、3連単の配当も9回中6回が10万馬券以上と多く、波乱傾向が強い一戦となっております。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 1 0 6
2番人気 1 2 1 5
3番人気 1 0 0 8
4番人気 2 1 0 6
5番人気 0 1 0 8
6番人気 0 3 2 4
7番人気 0 0 0 9
8番人気 1 0 0 8
9番人気 2 0 1 6
10番人気 0 0 3 6
11番人気 0 0 0 9
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 1 0 6
14番人気 0 1 1 5
15番人気 0 0 0 5
16番人気 0 0 0 4
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 0
3.0~3.9倍 0 1 0 6
4.0~4.9倍 1 2 0 5
5.0~6.9倍 1 0 0 5
7.0~9.9倍 2 3 2 10
10.0~14.9倍 0 2 0 14
15.0~19.9倍 1 0 2 11
20.0~29.9倍 2 0 2 8
30.0~49.9倍 0 0 1 14
50.0~99.9倍 0 0 1 18
100.0倍以上 0 2 0 13
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 2,030円 25,170円
2011 15,530円 175,510円
2012 5,830円 363,350円
2013 28,830円 320,780円
2014 19,100円 440,510円
2015 26,940円 665,300円
2016 7,540円 97,800円
2017 3,030円 17,150円
2018
※2着同着
16,520円
12,060円
138,780円
124,940円
該当馬1番人気
アウィルアウェイ(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 アウィルアウェイ 2.2
2 ディアンドル 3.1
3 ディープダイバー 4.6
4 アスターペガサス 9.8
5 ココフィーユ 12.5
6 ローゼンクリーガー 19.6
7 ファイトフォーラヴ 28.1
8 ドゴール 33.6
9 メイショウケイメイ 42.1
10 セプタリアン 48.3
11 マリアズハート 51.0
12 ショウナンタイガ 56.9
13 アズマヘリテージ 62.8
14 アイラブテーラー 75.4
15 ケイアイサクソニー 85.9
16 ラミエル 106.7
17 ニホンピロヘンソン 135.2
18 エイティーンガール 169.0
19 ジャカランダシティ 195.4
20 ウィンターリリー 215.6
21 ジャスティン 222.8
22 タマモメイトウ 289.5
23 ホープフルサイン 306.6
24 ルマーカーブル 326.1
25 カシノティーダ 345.2

■「内枠」&「逃げ馬」が好成績

コースは京都競馬場の芝1200mを使用。枠番は、「2枠」が最多の4勝を挙げており、勝率(28.6%)、連対率(35.7%)、複勝率(35.7%)の全てがトップです。「3枠」も3勝を挙げており、3着内の回数は「2枠」と同じで同率トップ。「7枠」と「8枠」からは勝ち馬が出ておらず、内枠有利・外枠不利の傾向が顕著です。

脚質は、「逃げ馬」が勝率(22.2%)、連対率(44.4%)、複勝率(44.4%)の全てでトップです。高速馬場になることが多く、前を行く馬のペースが落ちにくい点や、最後の直線は坂もなく短いため、逃げ・先行馬が残りやすいという特徴があります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 2 1 9
2枠 4 1 0 9
3枠 3 0 2 11
4枠 0 1 0 15
5枠 0 2 2 14
6枠 1 2 2 13
7枠 0 1 0 17
8枠 0 1 1 16
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 2 0 5
先行 2 4 3 24
差し 3 2 4 42
追い込み 2 2 1 33
マクリ 0 0 0 0
該当馬逃げ馬候補
ディアンドル
ファイトフォーラヴ
ジャスティン
ルマーカーブル

■馬体重の増減が「+4~+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げている「+4~+9kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 0 8
-9~-4kg 0 4 0 26
-3~+3kg 3 3 5 36
+4~+9kg 6 3 3 29
+10~+19kg 0 0 0 4
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 1 6 1 50
同体重 2 1 3 9
今回増 6 3 4 45

■「牝馬」が好成績

性別は、「牝馬」が6勝を挙げており、3着内の回数も牝馬の方が多くなっており、「牝馬」が優勢です。所属は、8勝を挙げている「関西馬」が中心となります。

性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 6 7 2 44
牡馬 3 3 6 60
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 1 3 30
栗東 8 9 5 73
地方 0 0 0 1
外国 0 0 0 0

■前走が「橘S」だった馬が中心

前走レースは、最多の5勝を挙げ、3着内の回数も最多の「橘S」が中心。前走着順は、「1着」、「3着」、「5着」が2勝ずつを挙げており、まんべんなく来ております。「6着以下」だった馬も11頭おり、大敗馬の巻き返しも目立っております。前走着順はそこまで気にしなくても良さそうです。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
橘S(OP) 5 3 2 24
フィリーズレビュー(G2) 1 1 0 2
雪うさぎ賞(500万下) 1 0 0 6
ニュージランドT(G2) 1 0 0 4
ドラセナ賞(500万下) 1 0 0 0
500万下 0 3 1 18
桜花賞(G1) 0 1 1 8
端午S(OP) 0 1 0 4
アーリントンC(G3) 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
500万下 2 3 1 30
オープン特別 5 4 5 40
G3 0 1 1 15
G2 2 1 0 8
G1 0 1 1 8
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 3 1 29
2着 1 0 1 3
3着 2 1 0 5
4着 0 1 0 6
5着 2 1 1 3
6~9着 1 1 3 21
10着以下 1 3 2 37
該当馬前走が橘Sだった馬
ディープダイバー(1着)
ホープフルサイン(4着)
ジャスティン(5着)
アズマヘリテージ(6着)
ウィンターリリー(7着)
ルマーカーブル(9着)
ファイトフォーラヴ(11着)
アスターペガサス(13着)

■騎手は「藤岡康太」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「藤岡康太」に注目。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
藤岡康太 2 0 0 2
幸英明 1 1 0 5
藤岡佑介 1 0 1 2
古川吉洋 1 0 0 2
武豊 1 0 0 2
北村友一 1 0 0 5
酒井学 1 0 0 3
岩崎翼 1 0 0 0
和田竜二 0 1 2 4
池添謙一 0 1 2 2

※現役騎手のみを表示しております。

該当馬藤岡康太の騎乗予定馬
ディープダイバー