安田記念(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

春のマイル王者決定戦「安田記念」がいよいよ開催されます。マイラーだけでなく、様々な距離に適性のある馬が集まる同レース。力関係の比較が難しく、例年予想が難しいレースの一つでもあります。実際、近3年の勝ち馬は全て7番人気以上の人気薄となっており、波乱の決着が続いております。今年はアーモンドアイが圧倒的な人気を集めそうですが、果たして今年は大物食いがあるのか?今回は過去10年間のデータをもとに安田記念の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率は低め、波乱傾向が強め

人気は、「1番人気」が最多の4勝を挙げておりますが、「2番人気」は1勝、「3番人気」は0勝と他の上位人気の勝率は低め。また、「7~9番人気」が5勝を挙げており、近年は特に人気薄の好走が目立っております。「10番人気以下」は「0-2-5-73」と勝ちきれないまでも2,3着に絡むことが多く、配当も3連単で10万馬券以上が7回と波乱決着が多いです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 1 1 4
2番人気 1 1 0 8
3番人気 0 2 2 6
4番人気 0 0 0 10
5番人気 0 2 1 7
6番人気 0 1 1 8
7番人気 1 0 0 9
8番人気 2 1 0 7
9番人気 2 0 0 8
10番人気 0 0 2 8
11番人気 0 0 0 10
12番人気 0 0 2 8
13番人気 0 1 0 8
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 1 8
16番人気 0 1 0 8
17番人気 0 0 0 8
18番人気 0 0 0 6
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 1 0 0
2.0~2.9倍 0 0 1 1
3.0~3.9倍 1 1 0 1
4.0~4.9倍 1 0 0 4
5.0~6.9倍 1 2 0 9
7.0~9.9倍 0 0 2 12
10.0~14.9倍 2 4 1 14
15.0~19.9倍 1 0 0 11
20.0~29.9倍 1 1 1 15
30.0~49.9倍 1 0 4 25
50.0~99.9倍 0 0 1 26
100.0倍以上 0 1 0 22
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 460円 10,000円
2010 26,640円 348,740円
2011 25,810円 335,600円
2012 13,920円 468,600円
2013 2,570円 62,800円
2014 20,330円 373,470円
2015 2,680円 127,190円
2016 11,580円 153,560円
2017 20,410円 283,000円
2018 15,290円 63,280円
該当馬1番人気
アーモンドアイ(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 アーモンドアイ 1.7
2 ダノンプレミアム 2.2
3 アエロリット 8.9
4 ステルヴィオ 11.6
5 インディチャンプ 14.1
6 サングレーザー 18.7
7 ペルシアンナイト 23.5
8 モズアスコット 32.1
9 ロジクライ 39.1
10 グァンチャーレ 42.2
11 フィアーノロマーノ 48.7
12 タワーオブロンドン 56.0
13 スマートオーディン 70.8
14 ケイアイノーテック 81.2
15 サクラアンプルール 95.9
16 ロードクエスト 129.7
17 エントシャイデン 206.4

■「5枠」&「差し馬」に注目

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。「5枠」が最多の4勝を挙げており、勝率(20%)と連対率(25%)がトップです。3着内の回数は「2枠」が最多で、複勝率(31.6%)がトップです。最初のコーナーまでは約550mと長いため、序盤のポジション争いは激しくなりにくく、内外の有利不利は少なめとなっております。

脚質は、3着内に入った述べ30頭中22頭が「差し・追い込み馬」でした。とくに「差し馬」は最多の5勝を挙げており、3着内の頭数も最多です。ゴール前の直線は約530mと長く、高低差2mの急坂もあるため、差し・追い込みの馬にとって有利な展開となりやすいことも要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 2 2 15
2枠 2 2 2 13
3枠 1 1 1 16
4枠 0 0 1 18
5枠 4 1 0 15
6枠 0 2 2 16
7枠 2 1 1 22
8枠 1 1 1 25
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 8
先行 2 2 2 28
差し 5 5 2 65
追い込み 2 2 6 39
マクリ 0 0 0 0
該当馬差し馬
アーモンドアイ
ステルヴィオ
インディチャンプ
サングレーザー
ペルシアンナイト
モズアスコット
スマートオーディン
ケイアイノーテック
タワーオブロンドン
サクラアンプルール
エントシャイデン
ロードクエスト

■馬体重の増減が「-3~+3kg」の馬に注目

馬体重の増減は、「-3~+3kg」だった馬が最多の7勝を挙げ、3着内の頭数も最多です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 1 13
-9~-4kg 1 4 3 38
-3~+3kg 7 4 5 56
+4~+9kg 1 1 1 25
+10~+19kg 0 1 0 3
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 1 0 0 4
今回減 5 6 6 70
同体重 1 2 3 20
今回増 3 2 1 46

■「6歳馬」に注目

年齢は、「6歳馬」が最多の4勝を挙げており、3着内の頭数も最多です。性別は「牡馬」が中心となります。「牝馬」で馬券に絡んだのは2018年の2着馬アエロリット(5番人気)と、2009年の1着馬ウオッカ(1番人気)の2頭のみとなっており、ある程度の人気に推されない限りは割り引いて良さそうです。所属は東西が5勝ずつ挙げており、そこまで大きな差はありません。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 1 0 0 2
4歳 2 3 2 26
5歳 3 3 3 43
6歳 4 2 4 40
7歳以上 0 2 1 29
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 1 0 11
牡馬 9 9 10 129
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 5 4 3 41
栗東 5 6 7 83
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 16
該当馬6歳馬
スマートオーディン
ロードクエスト
ロジクライ

■前走が「京王杯スプリングC」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数が最多の「京王杯スプリングC」に注目。「マイラーズC」は連対数こそ1回のみですが、3着は6回と多く、3着率が高いのも注意。

前走着順は、最多の5勝を挙げ、3着内の回数が最多の「1着馬」に注目。「10着以下」だった馬は、連対数が0回で3着も1回のみと少なく、割り引きが必要。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
京王杯スプリングC(G2) 2 3 2 30
ダービー卿チャレンジT(G3) 2 0 0 5
ヴィクトリアマイル(G1) 1 1 0 11
高松宮記念(G1) 1 0 0 6
NHKマイルC(G1) 1 0 0 2
安土城S(OP) 1 0 0 0
メイS(OP) 1 0 0 0
ドバイデューティフリー(G1) 1 0 0 0
大阪杯(G1)※ 0 2 2 7
マイラーズC(G2) 0 1 6 35

※G1に昇格前の大阪杯(G2)を含む。大阪杯は2017年にG1に昇格。

前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
1600万下 0 0 0 1
オープン特別 2 0 0 12
G3 2 0 0 10
G2 2 7 9 72
G1 3 2 1 25
海外 1 1 0 20
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 5 2 2 32
2着 2 3 0 27
3着 1 1 3 16
4着 1 1 1 16
5着 0 0 2 10
6~9着 1 3 1 17
10着以下 0 0 1 22
該当馬前走が京王杯スプリングCだった馬
タワーオブロンドン(1着)
ロジクライ(3着)
スマートオーディン(7着)
エントシャイデン(11着)
ロードクエスト(12着)

■騎手は「川田将雅」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「川田将雅」に注目。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 2 0 0 4
田辺裕信 1 1 1 3
福永祐一 1 1 0 7
戸崎圭太 1 1 0 5
武豊 1 0 0 8
岩田康誠 1 0 0 9
C.ルメール 1 0 0 2
柴田善臣 1 0 0 1
三浦皇成 0 1 2 1
内田博幸 0 1 1 6

※現役騎手のみを表示しております。

該当馬川田将雅の騎乗予定馬
ダノンプレミアム