ヴィクトリアマイルの裏メインの京都11R・栗東Sは京都競馬場ダート1400Mで争われる。フルゲート16頭に対し最終登録馬は25頭。フルゲート必至の情勢。この時期のダートのオープン競走は出走馬ラッシュ。やはり、本賞金の多い馬が幅を効かせてくる。本賞金の少ない馬は思った様なローテーションが組めないのが痛い。
今年の栗東Sはハイペース必至で差し馬の台頭が注目される。今回の登録メンバーで注目はナガラオリオン。この馬は前走こそ6着に敗れたが、それまでは連続して3戦とも3着と成績を残していながら人気にならない。今回も人気にならないのであれば非常に有り難い。仕掛け処一つで勝ち切る力を持っている。展開も今回はお誂え向き。ここは自慢の末脚全開となれば、人気の盲点でズバリがある。
その他の有力どころではテーオーヘリオス。前走は2番人気・6着と人気を裏切ってしまった。今回は巻き返しをかける一戦になる。ダートのオープン競走では格上の存在だけに、今回はキチンと帳尻を合わせてくるだろう。
ゴーイングパワーも今回は上位争い必至。京都コースを得意としており、1ハロンの距離延長も問題なし。距離で泣きを見ると言う事はないだろう。
その他にも伏兵多数で、非常にゴール前激しい叩き合いが演じられるだろう。ダートのオープン競走は短距離と中距離に分けられるが、栗東Sは1400Mなので短距離。僅か1分20秒ほどで勝負が決する。非常に見ごたえのあるレースとなりそうだ。