エプソムカップ(2019)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

秋の大一番に向けて実力馬が集結する「エプソムC」が9日、東京競馬場で行われます。G1へ向けて賞金を加算したい馬がマイルや中距離路線から集結してくる一戦で、過去にはエイシンヒカリやサトノアラジン、ジャスタウェイなど、のちのG1馬が飛躍のステップにもしております。今回は過去10年間のデータをもとにエプソムCの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実!順当決着傾向が強い一戦

人気は、「1番人気」と「2番人気」が最多の4勝ずつを挙げており、「1番人気」は連対率と複勝率がいずれも70%と好成績です。勝ち馬は全て「5番人気以下」で、上位人気は堅実です。一方、下位人気は「10番人気以下」が「0-0-1-77」と3着が1回のみと少なく、3連単の配当も10万馬券以上が1回のみとなっており、順当決着となる傾向が強い一戦です。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 3 0 3
2番人気 4 1 1 4
3番人気 0 3 1 6
4番人気 1 2 1 6
5番人気 1 0 1 8
6番人気 0 1 2 7
7番人気 0 0 1 9
8番人気 0 0 1 9
9番人気 0 0 1 9
10番人気 0 0 0 10
11番人気 0 0 0 10
12番人気 0 0 0 10
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 1 7
16番人気 0 0 0 8
17番人気 0 0 0 7
18番人気 0 0 0 6
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 0
2.0~2.9倍 2 3 0 2
3.0~3.9倍 4 1 0 1
4.0~4.9倍 1 0 0 3
5.0~6.9倍 2 3 1 5
7.0~9.9倍 0 1 2 8
10.0~14.9倍 1 2 3 10
15.0~19.9倍 0 0 2 9
20.0~29.9倍 0 0 1 14
30.0~49.9倍 0 0 0 21
50.0~99.9倍 0 0 0 24
100.0倍以上 0 0 1 41
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 660円 2,720円
2010 1,950円 30,780円
2011 2,520円 13,000円
2012 1,490円 147,390円
2013 3,770円 34,300円
2014 3,940円 49,400円
2015 760円 2,750円
2016 1,170円 15,090円
2017 4,450円 47,120円
2018 3,830円 28,020円
該当馬1番人気
ミッキースワロー(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ミッキースワロー 3.1
2 プロディガルサン 4.0
3 レイエンダ 4.8
4 ダノンキングダム 5.9
5 ソーグリッタリング 7.6
6 ソウルスターリング 10.4
7 ブレスジャーニー 17.9
8 サラキア 26.3
9 ショウナンバッハ 39.8
10 アップクォーク 50.1
11 カラビナ 69.4
12 キョウヘイ 78.5
13 ハクサンルドルフ 82.1
14 アンノートル 156.0
15 ストーンウェア 188.4

■「内枠」&「逃げ・先行馬」が好成績

コースは東京競馬場の芝1800mを使用。「1枠」、「3枠」、「8枠」が2勝ずつを挙げており、勝率ベースでは「1枠」がトップで、「3枠」が連対率(21.1%)と複勝率(31.6%)でトップです。複勝率ベースでは「2~4枠」がトップ3となっており、内枠が好走傾向にあります。

脚質は「差し馬」が最多の5勝を挙げておりますが、好走率ベースでは、「先行馬」が勝率(10.3%)と連対率(20.5%)ではトップで、「逃げ馬」が複勝率(40%)でトップです。「逃げ・先行馬」の複勝率が高く、直線が長いコースながら前有利のレースになる傾向にあります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 0 1 15
2枠 1 1 3 13
3枠 2 2 2 13
4枠 1 2 1 16
5枠 1 1 0 18
6枠 1 1 1 17
7枠 0 1 1 24
8枠 2 2 1 22
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 2 6
先行 4 4 3 28
差し 5 2 4 63
追い込み 0 3 1 41
マクリ 0 0 0 0
該当馬逃げ・先行馬
ダノンキングダム
ソウルスターリング
アップクォーク

■馬体重の増減が「-3~+3kg」の馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 1 0 0 9
-9~-4kg 1 3 3 32
-3~+3kg 5 4 4 67
+4~+9kg 1 2 3 23
+10~+19kg 2 1 0 7
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 5 5 58
同体重 4 0 2 34
今回増 3 5 3 46

■「4歳馬」が好成績

年齢は、「4歳馬」が最多の7勝を挙げており、勝率(21.9%)、連対率(37.5%)、複勝率(43.8%)の全てで断トツです。

性別は「牡馬」が中心となります。「牝馬」は出走自体が少なく、馬券に絡んだのは2016年に優勝した1番人気のルージュバックの1頭のみとなっております。人気に推された牝馬では、2011年の7着・アニメイトバイオ(3番人気)や2017年の8着・デンコウアンジュ(3番人気)がおりますがいずれも惨敗しており、1番人気に推されるような人気馬でない限りは割り引いても良さそうです。

所属は「栗東」が6勝を挙げており、3着内の回数も「美浦」を上回っており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 0 0 0 1
4歳 7 5 2 18
5歳 2 3 1 38
6歳 1 2 4 31
7歳以上 0 0 3 47
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 0 0 8
牡馬 9 10 10 120
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 4 3 5 70
栗東 6 7 5 68
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0
該当馬4歳馬
サラキア
レイエンダ

■前走が「都大路S」だった馬に注目

前走レースは「マイラーズC」が最多の3勝を挙げておりますが、今年はマイラーズCから参戦する馬が不在のため、次いで勝利数の多い「都大路S」に注目。

前走着順は、「1着馬」と「2着馬」が2勝ずつを挙げており好成績ですが、「6着以下」も3着内が11頭と少なくないので、前走着順はそこまで気にしなくて良さそうです。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
マイラーズC(G2) 3 2 1 7
都大路S(OP) 2 0 1 10
新潟大賞典(G3) 1 2 3 28
メイS(OP) 1 2 0 26
ヴィクトリアマイル(G1) 1 0 0 5
京王杯スプリングC(G2) 1 0 0 4
大阪杯(G1)※ 1 0 0 0
中日新聞杯(G3) 0 1 1 1
モンゴル大統領賞(OP) 0 1 0 3
きぼう賞(3勝クラス) 0 1 0 0

※G1に昇格前の大阪杯(G2)を含む。大阪杯は2017年にG1に昇格。

前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
未勝利 0 0 0 1
3勝クラス 0 1 1 3
オープン特別 3 3 2 60
G3 1 3 5 39
G2 5 2 2 26
G1 1 0 0 8
海外 0 1 0 0
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 3 14
2着 2 4 2 13
3着 1 0 0 10
4着 1 0 0 9
5着 1 0 1 16
6~9着 3 3 2 40
10着以下 0 1 2 36
該当馬前走が都大路Sだった馬
ソーグリッタリング(1着)

■騎手は「戸崎圭太」に注目

騎手は「福永祐一」が2勝を挙げ、3着内の回数も最多ですが、今年は騎乗馬無しのため、同じく2勝を挙げている「戸崎圭太」に注目。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
福永祐一 2 2 1 1
戸崎圭太 2 0 1 2
武豊 1 1 0 2
四位洋文 1 0 1 1
C.ウィリアムズ 1 0 0 2
岩田康誠 1 0 0 1
浜中俊 1 0 0 1
川田将雅 0 2 0 1
蛯名正義 0 2 0 6
M.デムーロ 0 2 0 0

※現役騎手のみを表示しております。

該当馬戸崎圭太の騎乗予定馬
ブレスジャーニー