出会いは2歳。オルフェーヴルとホエールキャプチャに産駒誕生

人間でいえば運命とも言えるような産駒が誕生したのをご存知でしょうか?ハープスターとキングカメハメハの産駒も無事誕生したという素敵なニュースもありますが今回はそちらではなく、オルフェーヴルとホエールキャプチャの産駒です。

なんと2歳の時点ですでに運命が決められていたのではないか?と思える2頭今日はご紹介したいと思います。

この2頭は2歳時に芙蓉S(OP)で1, 2着となっています。馬同士はこういったことを覚えているのでしょうか。カップリングは人間によるものではありますが、2歳時にすでに運命が決められていたのではないか?とも思えてしまいますね。

ホエールキャプチャの血統は母系が千代田牧場が大事に育ててきた日本古来の血統です。牝系を遡ればシンザンの牝系とも繋がります。由緒正しさに違わずホエールキャプチャの走りは2歳時から安定しており、人間で言えばお嬢様。

一方でオルフェーブルは2歳時には3歳時ほどの安定感もなく、池添騎手も苦労が絶えなかったろうと思います。古馬になってもやんちゃぶりはそのままに阪神大賞典での外ラチ沿いまでふっとんで2着に追い込んだり、その荒々しさはゴールドシップしかり、父ステイゴールドの血のなせる業なんでしょうか。

そんなやんちゃ坊主とお嬢様が、まさか両馬ともにG1馬となり、後々産駒をなすことになるとは誰が予想したでしょう?そんな二人の長男は、父に似た流星を持つ牡馬です。同じレースに出走していた馬同士、かつワンツーフィニッシュを決めた2頭の配合です。

競馬はブラッドスポーツといいますが、まさにそうだなと改めて感じさせられました。デビュー戦を楽しみに待ちたいと思います。