冠名バローズと言えば今年のダービーを制したロジャーバローズが一躍有名になりましたが、今週土曜の東京メインレース・アハルテケステークスにそんなバローズ軍団から引き続き勢いのある馬、イーグルバローズが登録してきました。

父ヘニーヒューズのマル外で未勝利戦を15馬身差の圧勝で勝ち抜け、その後も5馬身差、5馬身差、4馬身差と能力の高さを見せつけ、1600万下条件で足踏みが続いてしまいましたが、これまで8戦5勝の内容でオープンレースに初めて挑みます。デビュー戦の2番人気以降はすべて1番人気での出走と陣営のみならずファンからの期待も厚い1頭です。

これまでの戦績からは逃げも差しも行ける自在性も魅力であり、今回相手関係が強化されるものの舞台は4走中3勝をあげている好相性の東京コースということもあり人気の一角となることは間違いないでしょう。

唯一気になるのが過去5年のデータで5歳馬は全体の22.1%にあたる17頭出走しているものの2頭しか連体していない点です。一方同じく過去5年では3頭しか出走していない4歳馬も2頭が連体しており割合でいうと4歳馬が大きくリードしています。今年はクロスケ、ドンフォルティス、ゴライアスの3頭が登録してきました。

ただ、ハンデ戦から別定戦に変わったことで傾向が変わる可能性もあります。

今年はインティやコパノキッキングがダートの新星として名を馳せていますが、秋競馬に向けてオーナーの勢いの後押しに期待してイーグルバローズを狙っていってみたいと思います。