【マリーンS予想2019】フルゲート必至のハンデ戦も、馬券は手堅く?

宝塚記念、帝王賞も終わり夏競馬本番を迎える7月に突入しました。今週開幕週を迎える函館のメインレースは、フルゲート14頭に対して19頭の登録が入り、当日もおそらくフルゲートでの競走が楽しめそうなハンデ戦「マリーンステークス」となります。

過去5年の勝ち馬には、チャンピオンズカップなどダートG1で上位人気に推されるまでになったテイエムジンソクがおり、注目したいレースの一つとなっています。

今年の登録メンバーの中で注目したいのは栗東・中竹厩舎の管理馬で、ゴールドアリュール産駒のリアンヴェリテです。これまでの戦績を見ると、逃げで好成績とわかりやすい戦績となっています。また、今回騎乗する国分恭介騎手との相性もよく、今回は斤量も57kgと楽ではありませんが、相手関係はそこまで強くないこともあり、480kg台の馬格もあるため難なくこなしてくれるのではないかと考えます。

また、今回の舞台となる函館競馬場はこれまで3戦3勝と文句なしの成績で、おそらく今後はエルムステークスなど重賞参戦も視野に入ってくると思われるため、今回のメンバーで崩れるようでは今後の見通しも暗くなってくるため、仕上げも抜かり無いものと推察します。

また、同じく過去5年のデータでは前走大沼ステークス1着馬の安定感が抜群で、2016年の勝ち馬モンドクラッセこそエルムステークス直行のローテーションだったためマリーンステークスへは参戦がなかったものの、その他の年はすべて3着以内に入ってきています。

ハンデ戦となると荒れる競馬を期待してしまいがちですが、このレースは過去5年では3番人気以内が勝利しており、強い馬が順当に勝つレースというイメージも定着してきています。2着にしても荒れても6番人気までというデータになっているため、フルゲート必至のハンデ戦とはいえ高額配当を狙うよりはしっかりと点数を絞った馬券検討をしたいところです。