5月21日(土)京都12Rは、オーストラリアT。5年前はOPの芝1200。その翌年は芝1600の準OP。そして3年前から今の1000万特別となりましたが、当初は距離が芝2000。その後2年は芝1800で行われ、今年はハンデ戦へと様変わりしました。コロコロと条件が変わるだけに、過去のデータがまったく当て嵌まらないレースと言えますが、距離が同じという点は注目できるでしょう。
メンバーを見渡すと、現級で2着が7回あるサイモンラムセス。休養前の2戦でクラス突破が見えているエトランドルの2頭が他馬を一歩リードする形ですが、どちらとも詰めが甘い印象も。それなら、2戦2勝で底を見せないパフォーマプロミスに単勝の魅力があると言えそうです。
しかし注目馬は、イイデフューチャー。前走、新潟の500万特別を勝ち上がって、ここは昇級緒戦となりますが、実はこの馬。昨年のこのレースに出走し、57キロを背負って僅差の4着と好走しているのです。この内容からも昇級は形だけ。定量→ハンデ戦で比較し辛い面もありますが、今回の54キロは如何にも「恵まれた」という印象が強く、ここは先行勢も手薄。すんなりと流れに乗れそうです。
中1週でもしっかりと稽古も消化して、状態面は文句なし。乗り替わりも、慣れた幸騎手なら不安はありません。翌日のオークス資金は、この馬で決まりでしょう。