例年よりも有力なメンバーが揃った印象の目黒記念。
メジロフルマー以来28年ぶりの牝馬優勝なるか、期待の掛かる昨年のエリザベス女王杯勝ち馬マリアライト。蛯名騎手が今回も騎乗予定です。今回出走馬の中で唯一のG1勝ち馬となり、レベルの違いを見せつけるか、はたまた28年間牝馬が勝てなかった理由を思い知ることになるのか。
続いてあと一押しでG1戴冠もあるとされる未完の大器・タッチングスピーチ。こちらはルメール騎手がエリザベス女王杯ぶりに騎乗し、ローズS以来の重賞制覇を目指します。距離が少し長いように思えますが、NHKマイルカップで吹っ切れたような騎乗を見せたルメール騎手ですし、魅力はあります。この舞台で勝ち負けするようだと、秋には天皇賞、ジャパンカップもありますし夢も広がります。
そして前走メトロポリタンステークスを勝ち上がり晴れてオープン馬となったモンドインテロ(牡4 美浦・手塚貴久厩舎)。ボウマン騎手を確保し、中4週と間隔も充分。前走1着での出走はハンデ戦として馬券妙味に欠ける向きもありますが、過去10年のメトロポリタンS1番人気1着からの目黒記念出走馬の成績を見ると連対率は67%。連軸にぴったりな馬となりそうです。