【札幌日経OP予想2019】4年目モンドインテロ、昨年の巻き返し図る

G1など重賞ならまだあり得る話かもしれませんが、ローカル開催の同じオープンレースに4年連続出走というとかなり珍しい事例と言えるのではないでしょうか。今週土曜札幌競馬場のメインレース「札幌日経オープン」に出走予定のモンドインテロが、同レース3勝目を目指し今年もエントリーしてきました。

3連覇をかけた昨年は5着敗退で連勝こそ途絶えましたが、今回は最も騎乗回数の多いルメール騎手を確保して挑みます。札幌競馬場ではこのレースしか走ったことがないですが、3度走って2勝と相性の良い舞台であることは実証済み。

長距離で半年以上休み明けと臨戦過程は決して良いとは言えませんが、前走のステイヤーズステークスでは3着と久々にこの馬らしいしぶとさも見せており、昨年はダートを使ったり距離を変えてみたものの、結局実績の出ているコースに戻ってくるなど迷走気味のローテーションとなってしまいましたが、ここで成績につなげることが出来れば結果良ければ全て良しといえます。

昨年ヴォージュでこのレースを制した藤岡佑介騎手は昨年の3着馬カラビナで、また同じく昨年2着だったアドマイヤエイカンに騎乗していた横山典弘騎手も、今年は七夕賞3着のロードヴァンドールで参戦と、昨年実績のある騎手が今年も立ちはだかりそうな気配を発しています。

その他、道営からはソーディスイズラヴや、中央でもおなじみとなってきたハッピーグリンの参戦があり、頭数こそ10頭と少ないものの面白いレースが見られそうです。今年からはじまったリステッドクラスですが、オープンの中でも確かに実績馬の集まってくるレースという立場が際立ってきています。重賞のない土曜日の開催なので、ぜひご注目ください。