4日に、京成杯オータムハンデに出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
クリノガウディー(牡3、藤沢則雄厩舎)
9/4(水)栗東・坂路(良)4F54.7-3F39.7-2F25.1-1F12.1(馬なり)
栗東坂路を単走。馬なりから軽く追われてしまいを伸ばし、ラスト1Fは12.1秒の好時計をマークした。やや重めの馬場を力強いフットワークで駆けながらも、柔らかさも感じられ、走りには落ち着きがあった。反応を確かめる程度という内容だが、終いの加速ラップも良く、動きも好感が持てる内容だった。
プロディガルサン(牡6、国枝栄厩舎)
9/4(水)美浦・坂路(やや重)4F52.3-3F38.1-2F24.5-1F11.9(一杯)
美浦坂路を2頭併せ。僚馬のアンティノウス(セ5、3勝クラス)を先行させ、直線序盤で馬体を並べると一杯に追われてラスト1Fは11.9秒をマークし、2馬身差で先着した。1週前はラスト13.2秒と終いが遅かったが、この日は唯一の11秒台を叩き出す好内容で、意欲的な追い切りを見せた。久々ながら好仕上がりだ。
プールヴィル(牝3、庄野靖志厩舎)
9/4(水)栗東・坂路(良)4F50.3-3F36.7-2F24.2-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。馬なりから軽く合図が入ると鋭く反応してラスト1Fは12.2秒の好時計。1週前も秋山真一郎騎手を背に坂路で4F54.5-3F39.7-1F12.3をマークし、手綱は押さえたままでも終いの動きと時計は良かった。1週前に続き最終も手応えは良く、追えばまだまだ時計は詰まりそうだった。