【オクトーバーS予想2019】菊花賞でも穴人気しそうな3歳素質馬が古馬と激突!

桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーが不在で行われ混戦の予想された先週の秋華賞でしたが、終わってみれば春の実績馬たちが上位を独占し、上がり馬には厳しい結末となりました。今週の菊花賞も同じく皐月賞馬サートゥルナーリア、ダービー馬ロジャーバローズが不在となりますが、果たして今年のクラシック最終戦はどうなるのか注目が集まります。

そんな混戦模様の菊花賞を嫌ったか、もしくは距離適性を考慮してか、トライアルを使わずとも収得賞金での参戦も十分可能だった2頭の3歳馬が古馬との対戦を選択し、月曜日に開催のオクトーバーステークスへ出走します。過去5年の勝ち馬の中には後に有馬記念を制したゴールドアクターの名前もあるレースだけに、勝ち馬の今後にも注目したいリステッドレースです。

マルセリーナの初子であり、皐月賞7着後は休養していたラストドラフト、ダービーでは11着と大敗したものの、ラジオNIKKEI賞では道悪をこなして9番人気ながら2着に入ったアイルハヴアナザー産駒のマイネルサーパスが参戦を予定しています。両馬ともに菊花賞に登録していたら出走確定できるだけの賞金を持っていますがオクトーバーステークスへと狙いを定めてきました。

特にマイネルサーパスは昨年の菊花賞馬フィエールマンと同じラジオNIKKEI賞2着からのローテーションということで、菊花賞に登録していれば穴人気になる可能性も高かった1頭です。

ラストドラフトはシュタルケ騎手、ルメール騎手、田辺騎手をこれまで配してきましたが今回は吉田隼人騎手との新コンビ、マイネルサーパスは昨年のきんもくせい特別以来の勝利を狙う丹内騎手とのコンビとなっています。

素人目には古馬相手で、1着でないと収得賞金も加算されないリステッドレースよりは菊花賞のほうが稼ぎはよいのではないかと映ってしまいますが、競走馬としてクラシックが全てではなく今後の競走生活のことを考えたら、この時期に実績のある古馬と適性距離で対戦しておくというのは、先々の糧になるのかもしれませんね。