いよいよ夏本番!というにはまだ早いですが、安田記念が終わるとなんとなく夏競馬に思えるのはわたしだけでしょうか。牝馬限定・ハンデ戦、と聞くだけでキュンキュンしてしまう穴党のみなさんが待望していたマーメイドSがついに今週末開催されます。
過去10年の1着馬を見ても、単勝が10倍を超えたのがなんと7回。2013年の勝ち馬トーホウシャインにいたってはなんと単勝万馬券という大波乱も産み出したレース。ぜひ当てて宝塚記念まで突っ走りたいところです。
阪神競馬場で行われた過去9年の同レースを振り返ると、こんなデータが出てきました。まず関東馬に勝ちがありません。今年でいえばシュンドルボン、ココロノアイあたりはハンデ問わず危険な人気馬になる可能性があります。続いて馬齢ですが、5,6歳馬に実績あり。といっても大半がそうなのであまり意味はないですね。
続いてレース間隔ですが、中1~3週の馬が過去10年で8勝。暑くなる時期だけに、間隔が詰まった馬は本来なら嫌いたいところですが、夏は牝馬、という格言どおりなのか、大事に使っている馬よりもまめにレースに走っている馬のほうがこのレースに関してはいいようです。
となると中6週を空けているハピネスダンサー、ウインリバティあたりもまた危険だといえます。そして穴党ならぜひ考えておきたいのが前走の条件。オープンを走っていた馬がほとんどですが、条件戦だった馬が9連対。だから荒れているともいえますね。
ここまでしぼってもかなりの馬が残ります。人気馬をいくら消せたとしても肝腎の軸馬が来なければ意味がありません。
そんな中わたしの期待馬リラヴァティ(牝5・栗東・石坂厩舎)は父ゼンノロブロイ、母シンハリーズ。そう、今年のオークス馬・シンハライトのお姉さんです。
父と同様にやや晩成の気があるのか、前走でやっと準OPを卒業。とはいえ、昨年はエリザベス女王杯にも出走してますし、桜花賞にも自分で権利を取って出走した素質馬。ようやく開花といったところでしょうか。さすがに単勝万馬券にはなりそうもありませんが、相手次第では馬連なら万馬券も狙えます!一緒に応援しましょう!