朝日杯フューチュリティステークス(2019)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

阪神の日曜メインは2歳マイル王決定戦「朝日杯フューチュリティステークス」です。2014年に中山競馬場から阪神競馬場へと舞台を移したこともあり、過去の傾向が読み難いところがあります。今回は中山開催だった頃のレースを含めた過去10年間のデータをもとに朝日杯フューチュリティステークスの傾向を探っていきたいと思います。なお、開催場所の要素が大きく問われる「枠番」と「脚質」については阪神で行われた過去5年のデータをまとめました。

■「1番人気」は堅実も、相手選び難解

「1番人気」は最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝率(40%)・連対率(60%)・複勝率(70%)の全てにおいてトップです。1番人気は堅実ですが、「6・7番人気」が連対2回、二桁人気馬も3頭が絡むなど、人気薄の好走も少なくなく、阪神に変わってからは10番人気以下の人気薄が3年連続で好走しております。ただ、一昨年は3番人気内の3頭で決着するなど、掴みどころがないところもあります。何れにせよ「1番人気」の成績は良いので、相手が混戦なら人気馬を軸に手広く散らして狙うのが良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 2 1 3
2番人気 2 1 2 5
3番人気 0 1 2 7
4番人気 1 2 0 7
5番人気 1 0 2 7
6番人気 1 1 0 8
7番人気 1 1 0 8
8番人気 0 0 1 9
9番人気 0 1 0 9
10番人気 0 0 0 10
11番人気 0 0 1 9
12番人気 0 0 1 9
13番人気 0 0 0 10
14番人気 0 1 0 9
15番人気 0 0 0 10
16番人気 0 0 0 9
17番人気 0 0 0 1
18番人気 0 0 0 2
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 2 1 1
2.0~2.9倍 2 0 0 2
3.0~3.9倍 1 0 1 1
4.0~4.9倍 2 0 0 1
5.0~6.9倍 1 2 2 5
7.0~9.9倍 1 1 0 9
10.0~14.9倍 2 1 3 10
15.0~19.9倍 0 2 1 5
20.0~29.9倍 0 0 0 16
30.0~49.9倍 1 0 0 20
50.0~99.9倍 0 2 2 21
100.0倍以上 0 0 0 42
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 980円 6,720円
2010 11,750円 67,910円
2011 2,180円 30,630円
2012 7,770円 54,880円
2013 13,000円 162,960円
2014 20,260円 133,570円
2015 1,340円 38,560円
2016 11,430円 221,200円
2017 840円 2,630円
2018 14,240円 166,090円

[該当馬] 1番人気

  • サリオス(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 サリオス 2.0
2 レッドベルジュール 3.1
3 タイセイビジョン 4.2
4 ラウダシオン 6.4
5 ペールエール 9.6
6 ビアンフェ 13.5
7 ウイングレイテスト 19.8
8 トリプルエース 23.6
9 マイネルグリット 25.1
10 エグレムニ 36.3
11 ジュンライトボルト 37.4
12 タガノビューティー 59.8
13 メイショウチタン 63.6
14 クリノプレミアム 78.5
15 グランレイ 89.1
16 プリンスリターン 125.6
17 カリニート 215.0

■内外の有利不利なし、脚質は「差し」に注目

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠番は、「1枠」と「8枠」が2勝ずつを挙げており、「1枠」が連対数が最多で、「1枠」と「2枠」が3着内の回数が最多タイです。内枠の方がやや頭数が多い程度で、内外で極端な有利不利は見られません。最初の直線距離が約444mと長いため、枠順による有利不利は基本的には少ないとされているコース形態であることも要因の一つと考えられます。

脚質は、「先行」と「差し」が2勝ずつを挙げており最多タイですが、連対数と3着内の回数は「差し」が最多となっております。中山開催だった頃に比べ、直線の長い阪神コースへ変わったことで、差しも決まりやすくなった印象があります。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 1 0 6
2枠 0 0 3 7
3枠 0 1 0 9
4枠 1 0 0 9
5枠 0 2 0 8
6枠 0 1 0 9
7枠 0 0 2 10
8枠 2 0 0 10
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 1 4
先行 2 1 1 16
差し 2 3 3 27
追い込み 1 1 0 21
マクリ 0 0 0 0

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、阪神競馬場で行われた2014年以降の過去5回分のデータになります。

[該当馬] 差し馬候補

  • サリオス
  • レッドベルジュール
  • タイセイビジョン
  • ラウダシオン
  • ウイングレイテスト
  • マイネルグリット
  • タガノビューティー

■馬体重の増減が「-9~-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の5勝を挙げている「-9~-4kg」の馬に注目。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 2
-9~-4kg 5 0 2 19
-3~+3kg 1 7 5 62
+4~+9kg 4 3 2 41
+10~+19kg 0 0 1 9
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 6 0 3 41
同体重 0 1 1 22
今回増 4 9 6 70

■前走レースが「ベゴニア賞」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「ベゴニア賞」に注目です。前走着順は、10勝を挙げている「1着」が断トツの好成績です。勝ち馬は「1着」だった馬から選ぶのが良さそうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
ベゴニア賞(1賞クラス) 3 0 0 3
京王杯2歳S(G2) 1 3 3 29
東京スポーツ杯2歳S(G3) 1 3 0 13
デイリー杯2歳S(G2) 1 2 1 14
サウジアラビアRC(G3) 1 1 1 3
きんもくせい特別(1賞クラス) 1 0 1 2
新馬 1 0 0 3
オキザリ(1賞クラス) 1 0 0 0
からまつ賞(1賞クラス) 0 1 0 1
千両賞(1賞クラス) 0 0 2 2
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
新馬 1 0 0 3
未勝利 0 0 0 9
1勝クラス 5 1 4 30
オープン特別 0 0 1 22
G3 2 4 1 22
G2 2 5 4 43
G1 0 0 0 0
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 4
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 10 5 8 60
2着 0 2 1 22
3着 0 0 1 7
4着 0 1 0 7
5着 0 0 0 8
6~9着 0 2 0 21
10着以下 0 0 0 8

[該当馬] 前走がベゴニア賞だった馬

  • ジュンライトボルト(2着)

■騎手は「R.ムーア」騎手に注目

騎手については、勝利実績のある騎手の中で今年唯一参戦する「R.ムーア」騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
M.デムーロ 4 0 0 2
蛯名正義 1 1 1 3
川田将雅 1 0 0 5
C.ウィリアムズ 1 0 0 1
小牧太 1 0 0 3
四位洋文 1 0 0 3
R.ムーア 1 0 0 1
横山典弘 0 1 1 0
武豊 0 1 0 6
池添謙一 0 1 0 6
勝浦正樹 0 1 0 4

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] R.ムーア騎手の騎乗予定馬

  • サリオス