ホープフルステークス(2019)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

令和元年の中央競馬を締めくくるラストG1「ホープフルステークス」がいよいよ開催されます。「終わり良ければ全て良し」。これは競馬の格言ではありませんが、中央ラストG1を的中して気持ちよく今年を締めたいと思うファンは多いでしょう。G1として生まれ変わったことで傾向も変わってくるとは思いますが、今回は名称がホープフルステークスに変わる前のラジオNIKKEI杯2歳ステークスとして開催されていた2009~2013年の5年間と、G2として開催された2014~2016年の3年間、G1として開催された近2年を合わせた過去10年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」が堅実

「1番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数も最多です。3着内の回数は「2番人気」が最多で、勝利数こそ1勝のみですが2・3着は多く、複勝率80%と好成績です。「1番人気」も複勝率は70%と好成績で、「1・2番人気」は堅実です。昨年は1~3番人気の3頭で決着しているように、基本的には堅実決着傾向が強いレースです。「10番人気以下」は3着内が0頭となっており(0-0-0-54)大穴は絡みませんが、「8番人気」が2着3回と好成績で、人気薄を警戒するならこのあたりの中穴までというイメージです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 1 1 3
2番人気 1 3 4 2
3番人気 1 1 1 7
4番人気 2 1 0 7
5番人気 0 1 1 8
6番人気 0 0 0 10
7番人気 1 0 1 8
8番人気 0 3 1 5
9番人気 0 0 1 8
10番人気 0 0 0 9
11番人気 0 0 0 9
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 0 0 8
14番人気 0 0 0 7
15番人気 0 0 0 6
16番人気 0 0 0 4
17番人気 0 0 0 2
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 4 1 0 0
2.0~2.9倍 0 0 1 1
3.0~3.9倍 0 1 3 3
4.0~4.9倍 2 0 0 2
5.0~6.9倍 1 4 2 3
7.0~9.9倍 1 0 0 8
10.0~14.9倍 2 0 1 13
15.0~19.9倍 0 0 0 4
20.0~29.9倍 0 2 2 11
30.0~49.9倍 0 2 1 14
50.0~99.9倍 0 0 0 16
100.0倍以上 0 0 0 37
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2009 610円 7,040円
2010 3,290円 27,670円
2011 6,590円 30,970円
2012 3,080円 8,710円
2013 25,580円 97,270円
2014 15,000円 345,220円
2015 2,850円 7,790円
2016 2,670円 15,250円
2017 2,960円 52,380円
2018 840円 3,650円

[該当馬] 1番人気

  • コントレイル(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 コントレイル 2.3
2 ワーケア 2.9
3 オーソリティ 3.8
4 ヴェルトライゼンデ 5.5
5 ラインベック 9.7
6 ブラックホール 12.6
7 ブルーミングスカイ 33.1
8 ディアマンミノル 35.2
9 ナリノモンターニュ 42.1
10 ラグビーボーイ 48.3
11 ゼノヴァース 51.7
12 パンサラッサ 70.5
13 ハギノエスペラント 77.6
14 ガロアクリーク 89.6
15 ワスカランテソーロ 93.2
16 ディアセオリー 187.4
17 クリノブレーヴ 203.7

■枠は「真ん中」が好成績、脚質は極端な脚質の馬は割引

コースは中山競馬場の芝2000mを使用。枠番は「4枠」と「5枠」が2勝ずつを挙げており、「4枠」は3着内の回数も最多です。「1枠」は連対数が0回で、「6枠」から外からは勝ち馬が出ておらず、勝ち馬は真ん中枠から出やすい傾向となっております。

脚質は「差し馬」が最多の3勝を挙げており、3着内の回数も最多です。昨年は緩い流れで前目で決まっているように「先行」も決まりますので、極端な傾向は見られません。ただ、距離以上にタフさが要求されるコースゆえ「逃げ」の成績は皆無で、「追い込み」も連対数が0回です。極端な脚質の馬は割引いて考えたいところです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 0 1 6
2枠 1 0 0 6
3枠 0 1 0 7
4枠 2 0 2 6
5枠 2 0 0 7
6枠 0 2 1 7
7枠 0 1 1 8
8枠 0 1 0 11
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 7
先行 2 3 0 18
差し 3 2 4 18
追い込み 0 0 1 15
マクリ 0 0 0 0

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、中山競馬場で行われた2014年以降の過去5回分のデータになります。

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 1
-9~-4kg 1 0 1 9
-3~+3kg 3 1 3 23
+4~+9kg 0 2 1 20
+10~+19kg 1 2 0 4
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 2 0 2 16
同体重 2 1 1 7
今回増 1 4 2 35

■前走レースが「新馬」だった馬に注目

前走レースは「新馬」と「京都2歳ステークス」が最多の3勝ずつを挙げておりますが、今年は京都2歳ステークスから来る馬がいないため、前走レースは「新馬」に注目したいと思います。

前走着順は、最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。また、勝ち馬は10頭中9頭が前走で「3着内」に入っていた馬でした。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
新馬 3 0 3 15
京都2歳S(G3) 3 0 0 8
東京スポーツ杯2歳S(G3) 1 1 2 9
萩S(OP) 1 1 0 6
京都2歳S(G3) 1 0 0 7
葉牡丹賞(1勝クラス) 1 0 0 5
札幌2歳S(G3) 0 2 1 3
未勝利 0 1 1 31
デイリー杯2歳S(G2) 0 1 0 1
千両賞(1勝クラス) 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
新馬 3 0 3 15
未勝利 0 1 1 31
1勝クラス 1 3 3 25
オープン特別 4 1 0 19
G3 2 4 3 19
G2 0 1 0 1
G1 0 0 0 0
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 2
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 7 7 8 62
2着 1 2 1 9
3着 1 0 0 9
4着 0 0 0 4
5着 0 1 1 8
6~9着 1 0 0 14
10着以下 0 0 0 6

[該当馬] 前走が新馬だった馬

  • ガロアクリーク
  • ディアマンミノル

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「C.ルメール」騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
C.ルメール 3 1 2 2
武豊 2 1 1 3
M.デムーロ 1 1 0 5
福永祐一 1 0 1 5
川田将雅 1 0 0 5
C.デムーロ 1 0 0 2
H.ボウマン 1 0 0 0
C.ウィリアムズ 0 1 0 3
和田竜二 0 1 0 1
V.シュミノー 0 1 0 0
松山弘平 0 1 0 0

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • ワーケア