愛知杯(2020)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

今週は牝馬限定のハンデG3「愛知杯」が開催。今年の夏に開催される東京オリンピックの関係で夏の小倉は開催休止となり、今年は中京の替わりに小倉が1月から開催となります。“愛知”の要素は全くありませんが、今年の愛知杯は小倉競馬場での開催となります。

今回は休止となった2015年を除いた過去10年間(9回分)のデータをもとに愛知杯の傾向を探っていきたいと思います。ただし、今年は小倉開催ということでデータ的に開催場所の要素が問われる「枠番」と「脚質」が全く当てはまらなくなりますので、「枠番」と「脚質」については小倉競馬場の芝2000mで行われた過去10年の全重賞レースを対象に傾向を分析いたしました。少しでも参考になれば幸いです。

■上位人気不振、波乱傾向はかなり強め

人気は「1・6・8番人気」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬は「1~12番人気」まで満遍なく来ております。「2番人気」は1勝のみ、「3・4番人気」に至っては連対数が0回と上位人気が不振です。また、「10番人気以下」は勝利数こそ1回のみですが、2着は4回、3着2回と2・3着にはよく絡みます。471万円という超高額配当も飛び出しており、波乱傾向はかなり強めのレースです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 1 4
2番人気 1 1 2 5
3番人気 0 0 1 8
4番人気 0 0 2 7
5番人気 0 1 0 8
6番人気 2 0 1 6
7番人気 1 0 0 8
8番人気 2 0 0 7
9番人気 0 1 0 8
10番人気 0 2 1 6
11番人気 0 1 0 8
12番人気 1 0 0 8
13番人気 0 0 1 8
14番人気 0 1 0 8
15番人気 0 0 0 8
16番人気 0 0 0 7
17番人気 0 0 0 6
18番人気 0 0 0 6
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 0 1
2.0~2.9倍 0 0 0 1
3.0~3.9倍 0 1 0 2
4.0~4.9倍 1 1 1 1
5.0~6.9倍 1 1 2 10
7.0~9.9倍 1 0 3 10
10.0~14.9倍 3 1 1 12
15.0~19.9倍 0 0 0 12
20.0~29.9倍 1 3 1 21
30.0~49.9倍 2 2 1 28
50.0~99.9倍 0 0 0 16
100.0倍以上 0 0 0 12
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 6,060円 29,130円
2011 14,470円 79,370円
2012 26,510円 219,120円
2013 128,510円 4,712,080円
2014 2,160円 40,420円
2015 -円 -円
2016 29,510円 345,200円
2017 13,050円 120,440円
2018 22,260円 12,160円
2019 15,040円 99,140円

[該当馬] 1番人気

  • センテリュオ(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 センテリュオ 2.9
2 サラキア 3.3
3 パッシングスルー 6.2
4 アロハリリー 7.0
5 フェアリーポルカ 11.2
6 アルメリアブルーム 14.4
7 レッドランディーニ 20.8
8 デンコウアンジュ 25.3
9 ポンデザール 33.6
10 ランドネ 41.4
11 レイホーロマンス 52.7
12 サヴォワールエメ 63.3
13 モルフェオルフェ 78.9
14 カレンシリエージョ 84.5
15 リリックドラマ 124.7
16 ウインラナキラ 198.3

■「外枠」&「先行」が好成績

コースは小倉競馬場の芝2000mを使用します。上記でも記したように「愛知杯」は例年中京の芝2000mで行われるレースですが、今年は小倉での開催となるため、今回「枠番」と「脚質」については小倉競馬場の芝2000mで行われた過去10年の全重賞レースを対象に傾向をいたしました。レース傾向ではなく、コース傾向となりますので予めご了承ください。

枠は「6枠」と「8枠」が最多の4勝を挙げており、「6枠」は連対数も最多です。「1枠」は1勝のみで2着が0回となっており、最内が不振です。外枠の好走が目立っております。

脚質は「先行」が最多の11勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。小倉の2000mば典型的な小回り・平坦コースで、1コーナーの坂の上で息が入り、短い直線をそのまま先行馬が残るケースが多いです。こうしたコース形態も先行の好走が多い要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 3 19
2枠 3 1 2 18
3枠 2 2 1 20
4枠 0 3 2 22
5枠 0 3 2 24
6枠 4 3 1 22
7枠 1 1 2 31
8枠 4 2 2 28
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 2 12
先行 11 6 5 37
差し 3 4 6 71
追い込み 1 3 2 63
マクリ 0 1 0 1

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、小倉競馬場の芝2000mで行われた全重賞の過去10年分のデータになります。

[該当馬] 先行馬候補

  • アロハリリー
  • ランドネ
  • モルフェオルフェ
  • リリックドラマ

■ハンデが「56kg」だった馬に注目

ハンデは、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「56kg」に注目です。馬体重の増減は、「10kg以上」馬体を減らしている馬は3着1回のみとなっており、割り引いて考えた方が良さそうです。

ハンデデータ
斤量 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 1 1 0 19
51kg 1 2 0 14
52kg 0 2 0 19
53kg 1 0 3 31
54kg 2 0 1 24
55kg 1 1 1 11
55.5kg 1 1 1 1
56kg 2 2 3 6
56.5kg 0 0 0 0
57kg 0 0 0 1
57.5kg 0 0 0 0
58kg 0 0 0 0
58.5kg 0 0 0 0
59kg~ 0 0 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 1 8
-9~-4kg 3 2 3 23
-3~+3kg 1 6 2 59
+4~+9kg 3 1 2 29
+10~+19kg 1 0 1 5
+20kg~ 0 0 0 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 3 5 43
同体重 1 1 1 22
今回増 5 5 3 61

[該当馬] ハンデが56キロの馬

  • デンコウアンジュ

■前走レースが「エリザベス女王杯」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げている「エリザベス女王杯」に注目です。前走着順は「1着」が最多の2勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多ですが、前走で「6着以下」に敗れた馬も4勝を挙げており、大敗馬の巻き返しも目立っております。前走着順については掲示板外に敗れた馬についても警戒しておく必要があります。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
エリザベス女王杯(G1) 4 3 2 27
2勝クラス 1 1 0 0
カウントダウンS(3勝クラス) 1 0 2 1
衣笠特別(2勝クラス) 1 0 0 2
ターコイズS(G3) 1 0 0 1
マーメイドS(G3) 1 0 0 0
ユートピアS(3勝クラス) 0 1 1 6
アンドロメダS(OP) 0 1 0 2
修学院S(3勝クラス) 0 1 0 5
ターコイズS(OP) 0 1 0 4
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
2勝クラス 2 2 0 11
3勝クラス 1 2 4 33
オープン特別 0 2 2 21
G3 2 0 1 14
G2 0 0 0 6
G1 4 3 2 39
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 2
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 4 19
2着 1 0 1 4
3着 1 2 0 8
4着 0 0 0 10
5着 1 2 3 6
6~9着 2 1 1 41
10着以下 2 2 0 38

[該当馬] 前走がエリザベス女王杯だった馬

  • センテリュオ(4着)
  • サラキア(6着)
  • アルメリアブルーム(8着)
  • レッドランディーニ(14着)
  • ポンデザール(16着)

■どの騎手にもチャンスあり

騎手は2勝以上挙げている騎手はおらず、傾向らしい傾向は見られません。騎手についてはどの騎手にもチャンスがあると考えて良さそうです。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
津村明秀 1 1 0 1
藤岡康太 1 0 1 4
川須栄彦 1 0 1 3
酒井学 1 0 0 4
四位洋文 1 0 0 2
宮崎北斗 1 0 0 1
岩田康誠 1 0 0 0
田辺裕信 1 0 0 0
太宰啓介 1 0 0 0
横山和生 0 1 0 1
川島信二 0 1 0 2

※現役騎手のみを表示しております。