東京新聞杯(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週の東京日曜メインは春のマイルG1へと繋がる一戦「東京新聞杯」です。安田記念やヴィクトリアマイルと同じコースで行われる上半期唯一の古馬重賞ということでG1戦線を戦ってきた馬たちの参戦が多く、レベルの高いレースが例年繰り広げられます。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに東京新聞杯の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」がとにかく不振

2007年以来「1番人気」は勝てておりませんでしたが、昨年ようやく勝利を挙げ、12年ぶりに1番人気が勝利しました。最多勝利は3勝を挙げている「3番人気」で、連対数と3着内の回数は「5番人気」が最多となっております。「10番人気以下」は3着が1回のみで穴馬はほとんど絡みませんが、「7~9番人気」は1・2着が2回ずつとそこそこ連対しているので、人気薄を狙うならこのあたりまでの人気馬が良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 1 2 6
2番人気 2 0 2 6
3番人気 3 1 0 6
4番人気 0 1 2 7
5番人気 2 3 1 4
6番人気 0 2 1 7
7番人気 0 1 1 8
8番人気 2 0 0 8
9番人気 0 1 0 9
10番人気 0 0 0 10
11番人気 0 0 1 8
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 0 0 9
14番人気 0 0 0 9
15番人気 0 0 0 7
16番人気 0 0 0 6
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 0 0 1 0
2.0~2.9倍 1 0 0 1
3.0~3.9倍 0 0 1 3
4.0~4.9倍 1 1 2 7
5.0~6.9倍 4 2 1 8
7.0~9.9倍 1 2 2 8
10.0~14.9倍 1 3 2 15
15.0~19.9倍 1 0 0 5
20.0~29.9倍 1 1 0 7
30.0~49.9倍 0 1 0 20
50.0~99.9倍 0 0 1 20
100.0倍以上 0 0 0 25
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 2,040円 14,840円
2011 19,310円 97,600円
2012 9,830円 65,040円
2013 2,670円 16,490円
2014 16,010円 96,300円
2015 21,360円 155,940円
2016 9,880円 353,160円
2017 5,190円 15,460円
2018 4,430円 27,390円
2019 2,840円 18,190円

[該当馬] 1番人気

  • レッドヴェイロン(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 レッドヴェイロン 2.5
2 ヴァンドギャルド 4.3
3 プリモシーン 5.9
4 レイエンダ 7.0
5 サトノアーサー 10.2
6 クリノガウディー 14.9
7 ケイデンスコール 18.9
8 シャドウディーヴァ 21.0
9 ケイアイノーテック 29.3
10 ブレスジャーニー 31.5
11 キャンベルジュニア 45.2
12 ドーヴァー 52.3
13 プロディガルサン 59.6
14 クルーガー 63.7
15 モルフェオルフェ 74.1
16 スウィングビート 90.7
17 ロワアブソリュー 143.4
18 ゴールドサーベラス 198.2

■「内枠」&「差し」が好成績

コースは東京競馬場の芝1600mを使用。枠は「3枠」と「4枠」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数は「2枠」と「3枠」が最多で、3着内の回数は「4枠」が最多となっており、内枠が好走傾向にあります。「5~7枠」までは勝ち馬が出ておらず、とくに勝ち馬は真ん中から内の枠から出やすい傾向にあります。

脚質は「差し」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。東京の1600mは3コーナーの入りに下り坂があり、コーナーで一息入れる事が難しく、またゆったりとした流れにもなりにくいので最期まで前で粘るにはかなりのスタミナが必要となります。開幕間もないこの時期は高速馬場の影響でバテずに粘り切るケースも少なくありませんが、速い上がりを使えて瞬発力のある馬にとって相性の良い舞台となっております。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 3 12
2枠 2 3 0 12
3枠 3 2 0 14
4枠 3 1 2 13
5枠 0 1 1 17
6枠 0 1 2 16
7枠 0 1 1 18
8枠 1 0 1 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 2 1 0 7
先行 3 2 4 25
差し 5 4 4 44
追い込み 0 3 2 43
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 差し馬候補

  • レッドヴェイロン
  • ヴァンドギャルド
  • プリモシーン
  • レイエンダ
  • サトノアーサー
  • クリノガウディー
  • ケイデンスコール
  • シャドウディーヴァ
  • ケイアイノーテック
  • ブレスジャーニー
  • ドーヴァー
  • プロディガルサン
  • ロワアブソリュー
  • ゴールドサーベラス

■馬体重の増減が「-9~-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、4勝を挙げ、連対数が最多の「-9~-4kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 12
-9~-4kg 4 4 2 24
-3~+3kg 2 4 5 41
+4~+9kg 4 1 3 29
+10~+19kg 0 0 0 9
+20kg~ 0 1 0 4
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 5 5 3 52
同体重 1 1 4 12
今回増 4 4 3 55

■「4歳」が好成績

年齢は、最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「4歳」に注目です。性別は基本的には「牡馬」が中心となりますが、「牝馬」も3勝を挙げて善戦しており、いずれも3・5・8番人気と上位人気でなくとも勝ち星を挙げれており、侮れません。所属は「栗東」が6勝しており、関西馬がやや優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 5 4 3 26
5歳 1 4 6 27
6歳 4 1 0 29
7歳 0 1 1 28
8歳以上 0 0 0 9
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 3 1 0 10
牡馬 7 9 10 109
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 4 3 3 56
栗東 6 7 7 63
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 4歳馬

  • クリノガウディー
  • ケイデンスコール
  • シャドウディーヴァ
  • ヴァンドギャルド

■前走レースが「ニューイヤーS」だった馬に注目

前走レースは、「エリザベス女王杯」が最多の3勝を挙げておりますが、今年は同レースから来る馬がいないため、2勝を挙げて連対数と3着内の回数が最多の「ニューイヤーS」に注目したいと思います。前走着順は、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「1着」に注目です。また、前走が「10着以下」だった馬からは勝ち馬が出ておりません。今年は前走が10着以下だった馬が5頭もいるので、1着の予想においては割り引いても良いかもしれません。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
エリザベス女王杯(G1) 3 0 0 1
ニューイヤーS(OP) 2 3 2 16
元町S(3勝クラス) 2 0 0 2
京都金杯(G3) 1 2 3 29
阪神C(G2) 1 0 4 8
マイルCS(G1) 1 0 0 13
キャピタルS(OP) 0 2 0 5
中山金杯(G3) 0 1 1 3
ターコイズS(G3) 0 1 0 1
菊花賞(G1) 0 1 0 0
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 2 0 0 6
オープン特別 2 5 2 38
G3 1 4 4 42
G2 1 0 4 14
G1 4 1 0 18
海外 0 0 0 1
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 3 1 17
2着 2 1 2 8
3着 0 0 2 9
4着 0 0 1 7
5着 2 2 2 9
6~9着 3 3 1 28
10着以下 0 1 1 41

[該当馬] 前走がニューイヤーSだった馬

  • プロディガルサン(12着)

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は、唯一2勝を挙げている「福永祐一」騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
福永祐一 2 0 0 2
岩田康誠 1 1 1 3
蛯名正義 1 1 0 5
横山典弘 1 0 2 6
武豊 1 0 1 1
三浦皇成 1 0 0 7
石橋脩 1 0 0 4
吉田隼人 1 0 0 3
M.デムーロ 1 0 0 0
柴山雄一 0 2 1 1
内田博幸 0 1 0 5

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] 福永祐一騎手の騎乗予定馬

  • ヴァンドギャルド