京都記念(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

大阪杯やドバイなど、国内外の春のG1に向けた始動戦という位置付けとなっている「京都記念」が16日、京都競馬場で開催されます。古馬中距離路線のトップホースの始動戦としても人気で、今後のG1戦線を占う上でも注目の一戦です。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに京都記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「6番人気」が好成績も、堅実な決着傾向強め

人気は、「6番人気」が最多の4勝を挙げております。連対数と3着内の回数は「3番人気」が最多となっております。「1番人気」は2勝、「2番人気」は0勝と上位人気の勝率はそこまでですが、3着内に入った述べ30頭全てが「6番人気以内」の馬となっており、大穴は絡みません。勝ち馬は「1~6番人気」まで幅広く出ておりますが、3連単の配当も10万馬券以上が0回となっており、堅実な決着傾向が強いです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 2 2 4
2番人気 0 1 5 4
3番人気 2 4 1 3
4番人気 1 1 2 6
5番人気 1 2 0 7
6番人気 4 0 0 6
7番人気 0 0 0 10
8番人気 0 0 0 10
9番人気 0 0 0 10
10番人気 0 0 0 9
11番人気 0 0 0 7
12番人気 0 0 0 5
13番人気 0 0 0 2
14番人気 0 0 0 1
15番人気 0 0 0 1
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 2 2
2.0~2.9倍 1 1 1 0
3.0~3.9倍 0 2 2 4
4.0~4.9倍 1 0 3 1
5.0~6.9倍 0 3 0 6
7.0~9.9倍 4 1 1 6
10.0~14.9倍 2 0 1 6
15.0~19.9倍 0 2 0 4
20.0~29.9倍 0 1 0 5
30.0~49.9倍 1 0 0 9
50.0~99.9倍 0 0 0 11
100.0倍以上 0 0 0 31
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 1,670円 3,980円
2011 1,650円 5,390円
2012 4,810円 18,600円
2013 5,570円 25,280円
2014 13,700円 81,540円
2015 5,900円 24,210円
2016 5,690円 45,480円
2017 6,090円 16,070円
2018 6,760円 16,450円
2019 3,540円 17,060円

[該当馬] 1番人気

  • カレンブーケドール(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 カレンブーケドール 2.4
2 クロノジェネシス 3.0
3 ステイフーリッシュ 5.6
4 クラージュゲリエ 8.1
5 ドレッドノータス 14.2
6 ノーブルマーズ 20.1
7 アルメリアブルーム 38.5
8 アメリカズカップ 48.9
9 プリンスオブペスカ 130.4
10 ガンコ 187.0

■「外枠」&「先行」が好成績

コースは京都競馬場の芝2200mを使用。枠は、「6枠」と「8枠」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数と3着内の回数は「8枠」が最多となっております。「8枠」は複勝率が45%と好走率が高く、全体的に外枠が好走傾向にあります。

脚質は、「先行」が最多の8勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。京都の2200mは、3コーナーに高低差4.3mの坂があり、ここから一気にペースが速くなります。そのまま最後の直線でどこまでトップスピードを維持できるかの勝負になりやすく、ある程度前目の位置にいないと差し届かないことから、先行馬が有利に進めやすいコース形態となっております。こうしたコース形態も、先行馬が好成績を挙げている要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 2 0 8
2枠 1 0 1 9
3枠 1 0 1 9
4枠 2 2 1 7
5枠 0 1 1 13
6枠 3 0 1 13
7枠 0 3 1 15
8枠 3 2 4 11
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 1 0 8
先行 8 4 6 22
差し 1 4 3 20
追い込み 0 1 1 33
マクリ 0 0 0 2

[該当馬] 先行馬候補

  • カレンブーケドール
  • ステイフーリッシュ
  • ドレッドノータス
  • ノーブルマーズ

■馬体重の増減が「+4~+9kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数が最多の「+4~+9kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 3
-9~-4kg 1 0 0 10
-3~+3kg 2 2 1 31
+4~+9kg 4 4 2 27
+10~+19kg 3 4 5 11
+20kg~ 0 0 1 3
不明・初出走・未更新 0 0 1 0
今回減 2 1 0 21
同体重 0 0 0 10
今回増 8 9 9 54

■「5歳」に注目

年齢は、最多の5勝を挙げている「5歳」に注目です。性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は、「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 4 5 3 22
5歳 5 1 5 17
6歳 1 3 2 25
7歳 0 1 0 15
8歳以上 0 0 0 4
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 1 3 0 14
牡馬 9 7 10 71
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 2 1 21
栗東 8 8 9 64
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 5歳馬

  • ステイフーリッシュ

■前走レースはどのレースから来る馬にもチャンスあり

前走レースは、「有馬記念」が最多の3勝を挙げておりますが、今年は同レースから出走してくる馬はおりません。また、次いで勝利数が多い「香港ヴァーズ」から来る馬もおりません。他に傾向らしい傾向は見られず、前走レースについてはどのレースから来る馬にもチャンスはあると考えたいと思います。

前走着順は「6着以下」だった馬が5勝を挙げており、3着内も12頭と多いため、前走で掲示板外に敗れた馬にも十分警戒する必要がありそうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
有馬記念(G1) 3 1 4 6
香港ヴァーズ(G1) 2 1 0 0
菊花賞(G1) 1 1 0 2
中山金杯(G3) 1 1 0 5
天皇賞秋(G1) 1 1 0 0
アメリカJCC(G2) 1 0 0 12
新潟記念(G3) 1 0 0 0
エリザベス女王杯(G1) 0 1 0 5
ディセンバーS(OP) 0 1 0 2
ダイヤモンドS(G3) 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 0 0 0 5
オープン特別 0 1 0 9
G3 2 2 0 16
G2 1 1 1 37
G1 5 5 8 18
海外 2 1 1 0
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 1 11
2着 2 2 2 6
3着 1 1 1 5
4着 0 1 1 8
5着 0 1 0 7
6~9着 4 1 3 24
10着以下 1 1 2 23

■どの騎手にもチャンスあり

騎手は「武豊」、「M.デムーロ」、「横山典弘」の3名の騎手が2勝ずつを挙げておりますが、今年はいずれの騎手も騎乗予定がありません。他の騎手については傾向らしい傾向は見られず、騎手についてはどの騎手にもチャンスはあると考えたいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
武豊 2 1 1 1
M.デムーロ 2 0 0 1
横山典弘 2 0 0 0
藤岡佑介 1 2 0 3
松若風馬 1 0 0 2
U.リスポリ 1 0 0 0
戸崎圭太 1 0 0 0
福永祐一 0 2 0 6
岩田康誠 0 1 2 4
池添謙一 0 1 1 6
川田将雅 0 1 0 8

※現役騎手のみを表示しております。