今週から夏の中京競馬が開催します。その最初の重賞として行われるのが名物短距離重賞のCBC賞です。出走頭数が13頭とこれまでのCBC賞の中では頭数が少ないのが残念なところですが、それでも面白いメンバーが揃いました。
実績的には、スプリンターズステークスを勝っているスノードラゴンに、昨年のサマースプリントを制したベルカントの2頭を中心に、サドンストーム、ベルルミエール、エイシンブルズアイなど1200m重賞でばりばりに活躍している馬達が揃いました。
そんなメンバーの中で今回狙いたいのが、まだオープンになっていない1600万クラスのラヴァーズポイントです。
ラヴァーズポイントは今回ハンデが50kgとデビュー以来最軽量となりました。まあ格上挑戦と言うことでハンデ的には妥当な感じではありますが、同じく今回CBC賞に出走する昨年オーシャンステークスと制したエイシンブルズアイと7kg差もあります。そして昨年の10月1600万の桂川ステークスでエイシンブルズアイが勝ってオープンとなる訳なのですがそのレースでラヴァーズポイントは、勝ったエイシンブルズアイと0.3秒差の3着でした。
その時の斤量が55kgということで、そこから半年とちょっとの間で2kg差だった馬が7kg差にもなったのです。
エイシンブルズアイは、その後重賞に参戦し勝利もしている強い馬です。その馬と差のない競馬をしていた馬がハンデが7kgも差となることは、かなりハンデに恵まれた感がするのです。
さらに、その桂川ステークスで2着だったのが、今回CBC賞にも出走するラインスピリットなのですが、この馬のハンデは55kg。その後1600万を勝っていますがそのラインスピリットと0.2秒差、斤量差は2kgだったの
が、今回5kgの差となっているのです。どう考えてもラヴァーズポイントのハンデは恵まれたハンデなのです。
確かに、その後の結果を考えると1600万を勝ち切れていないラヴァーズポイント自身のハンデは妥当です。でも、こと桂川ステークスを切り取って考えると、その桂川ステークスで戦った3頭のハンデ比較では、妥当どころか、かなり軽いと言えてしまうのです。言ってみれば、ラヴァーズポイントはここで走らなきゃいけんだろ!と言うぐらいハンデにお膳立てをしてもらったのです。
ここで走らなきゃ!ということで、ハンデ恩恵を限りなく受けたハンデ50kgのラヴァーズポイントがオープン馬達を必ずやなぎ倒してくれることでしょう!