ドバイシーマクラシックに向けての始動戦となるカレンブーケドールの参戦もあり、ハイレベルな1戦となりそうなのが今週日曜の京都メインレースに組まれている京都記念です。
秋華賞馬クロノジェネシスの参戦もあり今年は牝馬が人気の中心となりそうで、愛知杯2着のアルメリアプルームも穴人気を受けそうです。対する牡馬からは前走のAJCCで2着のステイフーリッシュが筆頭といった形となりそうです。
そんな今回注目したいのは、ステイフーリッシュと2頭出しとなる栗東・矢作厩舎の管理馬・ドレッドノータスです。前走の天皇賞(秋)は16頭中16着と大敗していますが、その前哨戦の京都大賞典は11番人気で勝利とムラのある戦績に目が行きます。今回は4ヶ月と間隔をじっくりあけての参戦となり、どちらに振れるかが鍵となるでしょう。鞍上は厩舎所属の坂井騎手が引き続き手綱を握ります。
過去10年のデータを見るとブエナビスタこそ勝利しているものの、ジェンティルドンナやハープスターといった一流馬がまさかの敗戦を喫しているレースでもあり、牝馬の人気馬を軸に据えた馬券は若干リスキーなレースと言えそうです。
前走2着馬で昨年のこのレース2着馬であるステイフーリッシュと比べるとドレッドノータスが人気を下回る気配は濃厚です。
京都での【4-1-1-2】といったコース適性と、データ上の牝馬の危険性、2頭出しは人気薄からといった要素から今回はドレッドノータスを狙ってみたいと思います。