チューリップ賞(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析!

今週の阪神土曜メインは、牝馬クラシックの第一弾となる桜花賞へ直結する一戦「チューリップ賞」です。2018年にG2へ格上げされてから有力馬の参戦も多くなってきており、この後の牝馬クラシック戦線やG1戦線を占う上で見逃せない一戦と言えるでしょう。ということで、今回は過去10年間のデータをもとにチューリップ賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は堅実も、ヒモ荒れに警戒

人気は「1番人気」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。連対率は70%、複勝率は80%と好走率が高く、信頼度は高めです。また、勝ち馬は10頭中9頭が「5番人気内」の馬となっており、勝ち馬は比較的人気馬で決まる可能性が高くなっております。人気薄は「7~9番人気」が2着3回、3着2回となっており(1-3-2-24)、勝利数こそ1勝のみですが2・3着にはよく絡みます。ヒモ荒れには警戒しておく必要がありそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 2 1 2
2番人気 1 1 3 5
3番人気 1 2 0 7
4番人気 1 2 0 7
5番人気 1 0 1 8
6番人気 0 0 2 8
7番人気 0 3 1 6
8番人気 0 0 1 9
9番人気 1 0 0 9
10番人気 0 0 1 9
11番人気 0 0 0 9
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 0 0 7
14番人気 0 0 0 5
15番人気 0 0 0 4
16番人気 0 0 0 3
17番人気 0 0 0 1
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 5 0 1 0
2.0~2.9倍 0 2 2 1
3.0~3.9倍 0 0 1 2
4.0~4.9倍 0 0 0 2
5.0~6.9倍 2 0 0 3
7.0~9.9倍 1 2 0 4
10.0~14.9倍 0 1 1 13
15.0~19.9倍 0 3 0 4
20.0~29.9倍 0 1 1 6
30.0~49.9倍 2 0 3 11
50.0~99.9倍 0 1 1 18
100.0倍以上 0 0 0 44
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2010 15,690円 186,190円
2011 260円 2,930円
2012 24,660円 57,290円
2013 9,220円 116,790円
2014 540円 3,730円
2015 11,040円 30,600円
2016 1,830円 44,410円
2017 4,590円 11,200円
2018 990円 1,950円
2019 1,310円 10,890円

[該当馬] 1番人気

  • レシステンシア(下記「予想オッズ」を参考)

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 レシステンシア 2.0
2 クラヴァシュドール 3.1
3 ウーマンズハート 4.2
4 スマイルカナ 9.1
5 マルターズディオサ 12.6
6 ギルデッドミラー 20.3
7 シャンドフルール 36.5
8 チェーンオブラブ 41.3
9 ショウリュウハル 49.4
10 ピーエムピンコ 53.8
11 スマートリアン 59.6
12 メデタシメデタシ 65.2
13 モズアーントモー 80.3
14 イズジョーノキセキ 94.0
15 エーポス 152.0
16 フルートフルデイズ 222.7

■「外枠」&「差し・追い込み」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠は「6枠」と「7枠」が3勝ずつを挙げており、「8枠」も勝利数こそ0回ですが2着4回、2着3回と2・3着は多く、外枠が好走傾向にあります。

脚質は、最多の4勝を挙げている「差し」に注目。「追い込み」も3勝を挙げており、後方から進めた馬の好走が目立っております。阪神の1600mは、最初のコーナーまでの距離が約444mと長いためゆったりとした流れになることが多く、また最後の直線も約474mと長く、ゴール前には高低差1.8mの急坂もあるため、差し・追い込みが届きやすいといった特徴があります。こうしたコース形態も、差し・追い込みが決まりやすい要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 0 11
2枠 0 0 1 13
3枠 1 0 1 13
4枠 1 1 3 12
5枠 1 1 2 15
6枠 3 1 0 15
7枠 3 2 0 15
8枠 0 4 3 14
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 1 0 2 7
先行 2 4 4 27
差し 4 2 3 36
追い込み 3 4 1 38
マクリ 0 0 0 0

[該当馬] 差し馬候補

  • クラヴァシュドール
  • ウーマンズハート
  • マルターズディオサ
  • ギルデッドミラー
  • チェーンオブラブ
  • ピーエムピンコ

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、3勝を挙げ、3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 1 2 1 8
-9~-4kg 2 3 2 42
-3~+3kg 3 2 4 47
+4~+9kg 1 2 2 10
+10~+19kg 3 1 0 1
+20kg~ 0 0 1 0
不明・初出走・未更新 0 0 0 0
今回減 3 6 3 74
同体重 3 1 2 12
今回増 4 3 5 22

■前走レースが「阪神JF」だった馬に注目

前走レースは、最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「阪神JF」が断トツです。前走着順は、「1着」が最多の7勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。前走で勝利している馬は連続好走する可能性が高そうです。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
阪神JF(G1) 7 3 5 10
未勝利 1 1 0 10
紅梅S(OP) 1 0 0 9
1勝クラス(500万下) 1 0 0 8
クイーンC(G3) 0 2 0 3
エルフィンS(OP) 0 1 3 23
新馬 0 1 0 4
シンザン記念(G3) 0 1 0 2
こうやまき賞(1勝クラス) 0 1 0 0
フェアリーS(G3) 0 0 1 3
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
新馬 0 1 0 5
未勝利 1 1 0 16
1勝クラス 1 1 1 29
オープン特別 1 1 3 35
G3 0 3 1 10
G2 0 0 0 0
G1 7 3 5 10
海外 0 0 0 0
地方 0 0 0 3
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 7 4 2 38
2着 2 2 3 7
3着 1 1 2 14
4着 0 1 0 9
5着 0 1 2 6
6~9着 0 1 1 22
10着以下 0 0 0 11

[該当馬] 前走が阪神JFだった馬

  • レシステンシア(1着)
  • マルターズディオサ(2着)
  • クラヴァシュドール(3着)
  • ウーマンズハート(4着)

■どの騎手にもチャンスあり

騎手は「川田将雅」騎手が唯一2勝を挙げておりますが、今年は騎乗予定がないため、騎手についてはどの騎手にもチャンスはあると考えたいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 2 1 1 2
武豊 1 1 1 6
福永祐一 1 0 2 4
池添謙一 1 0 0 7
C.デムーロ 1 0 0 1
C.ルメール 1 0 0 1
石橋脩 1 0 0 0
横山典弘 1 0 0 0
岩田康誠 0 2 2 6
浜中俊 0 1 1 4
M.デムーロ 0 1 0 2

※現役騎手のみを表示しております。