【中山牝馬S予想2020】好調フィリアプーラ、得意の中山コースで鞍上にJRA初Vプレゼントなるか

牝馬限定、かつハンデ戦となると荒れるのを期待してしまうというのは競馬ファンあるあるといえるかもしれません。当然終わってみれば順当決着というケースが多いのですが、それでも荒れることを予測しているファンが多いのか人気馬であっても配当が意外とつくこともあり、点数を絞って美味しい馬券を狙えるという条件。今週土曜、中山メインレースに組まれている中山牝馬ステークスがそんな牝馬限定のハンデ戦です。

フルゲート16頭に対して登録が19頭と、非根幹距離の1800mという距離設定もマイラー、中距離馬両方からの支持を受け多くの競走馬を集めました。

昨年のターコイズステークス1着コントラチェック、2着エスポワールの登録もあり、鞍上も出走も未定ながら引退までにあと1走させたいというソウルスターリングも名を連ね、量のみならず質においても楽しみな一戦となります。

そんな中、今回注目したいのは休み明けから順調に着順を挙げつつも人気はそこそこに落ち着きそうなハービンジャー産駒のフィリアプーラです。丸山騎手がこれまで主戦を務めてきた馬ですが、今回は短期免許来日中のヒューイットソン騎手を確保して挑みます。

昨年はフェアリーステークス勝利後に桜花賞、オークスと参戦したもののいずれも二桁着順に敗退。G1では足りない内容ではありましたが、その後は紫苑ステークス5着、ターコイズステークス4着と牝馬限定戦でステップアップをして今回の参戦につなげており、4戦2勝の中山コースならさらなる飛躍も見込めるのではないでしょうか。結果を残しているのがこれまで中山コースと言うこともあり馬券検討にはぜひ加えてほしいところです。