ダート1000万クラスの番組が少なさが穴馬券をうむ

ある陣営は、ちょうどいいくらいと言い、他の陣営はレース数がもう少し増やして欲しいと言う。どっちの言い分が正しいのか?現状バリバリのダート馬が出るレースは限られていて、使えるレースのないときには芝の長丁場のレースに出走している。今週もダートの1000万条件のレースは組まれているが、登録馬が多く、優先出走権などの関係で、除外が確実な陣営は仕上がっている馬をレースに使わないと馬もサイクルが狂う為、芝の長丁場のレースに出走している馬がかなりいる。

陣営としては、上位入線してくれれば儲けものと言った感じで、勝負をかけている状態ではない。しかし、調教では仕上がっている為、新聞の競馬欄には、動き絶好と書かれる。動き絶好と書いてあればいくらダート馬でも血統的に問題がなければ、食指が動く。これが動き平凡だと食指は全く動かず、真っ先に消しとなってしまう。夏競馬は穴馬券の宝庫。もう真夏がやってきたと言ってもいいだろう。最高気温が35度を超えたら、人間はエアコンを使わないとやっていられない。

夏競馬で穴馬券が多く出るのは、実はこうした、行き場を失った馬のまさかの大激走にあり、想定外の走りをする。これには競馬ファンも、抑えておけば良かった・・・まさに後の祭りである。穴馬券の狙い方は、まず1000万円条件のダートのレースの特別登録馬を全て該当条件をみる。そこでどのレースもフルゲート確定の場合、今度は芝の1000万円条件の馬の登録馬を見る。ここでダートの1000万円クラスの馬がいたら、その中に爆弾馬がいる可能性が高い。

ここを見抜くのはなかなか難しい事ではあるが、嵌った時は痛快な気分になるのは当然の事だが、狙って獲った穴馬券は価値がある。