【桜花賞2020】サインは“緊急事態宣言”?危険な1頭と推奨サイン馬1頭とは?

桜の女王を決める一戦「桜花賞」がいよいよ開催される。花見のシーズン真っただ中ではあるが、緊急事態宣言が発令されたことで今年は例年のような花見客のにぎわいはない。今回もサイン理論で予想をしていきたいが、やはりサインとなるのはこの「緊急事態宣言」だろう。

緊急事態宣言が発令されたのは4月7日で、感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象となる。宣言に関連がありそうな馬を探ってみたが、発令された4月7日が誕生日である馬が1頭いる。

「ヤマカツマーメイド」だ。

宣言の効力は5月6日までとなっており、この期間に誕生日をむかえる馬は他にも数頭いるが、やはり発令日が誕生日である同馬は自粛ムードの最前線ということで、割り引かせていただく。非常事態宣言自体にあまりプラスがイメージがないで、サイン予想だと買えない馬しか出てこなそうな気がするが、逆にこのサインで買えるような馬はいるだろうか。

このサインで唯一買える馬は「エーポス」だろう。

エーポスという馬名はドイツ語の「Epos(叙事詩)」からきており、おそらく叙事詩の英雄伝的なイメージにちなんでつけられたのではないかと思う。ただ、叙事詩というのは正確には「歴史として語り伝える価値のある事件や出来事」が語られたものであり、歴史事象として後世に書き残されたものを言う。

一般的に英雄伝や神話などが多いため、今回の緊急事態宣言は“叙事詩的”ではないと感じるファンもいるかと思うが、今回の緊急事態宣言は歴史上初の宣言であり、安倍首相が公文書管理ガイドラインが定める「歴史的緊急事態」に指定する考えを表明していることからも、後世に伝えていくべき立派な歴史事象と言って良いだろう。

安倍首相が発令した緊急事態宣言を英雄の事績と呼ぶのは浅はかすぎるような気もするが、“歴史的な事象”という意味では叙事詩的と言っていいかもしれない。

ということで今年の桜花賞は、歴史的な事象である緊急事態宣言の発令をサインとし、発令日である4月7日が誕生日のヤマカツマーメイドを割り引き、“叙事詩”という意味のエーポスを本命視したいと思う。

コジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまったが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたい。