【京葉S予想2020】レーン騎手、不調続く人気馬ミッキーワイルドの立て直しなるか

今週から短期免許で参戦するレーン騎手ですが、日曜日の皐月賞ではいきなりの大役となる朝日杯FS勝ち馬サリオスとのコンビが注目となります。2ハロンの延長に加え年明け初戦ぶっつけでの皐月賞というローテーションは人気を背負うことが濃厚なだけに、距離適性や仕上がりが気になるところです。

そんなサリオスへの騎乗の前にも注目しておきたい馬がいます。皐月賞の直前10レースで開催のリステッドレース・京葉ステークスに出走するミッキーワイルドです。

昨年は麦秋ステークスを勝利してオープン入り、その後はプロキオンSでアルクトスに迫る2着と結果を出してきており飛躍が期待されていましたが、年明け初戦の根岸ステークスでは2番人気で11着、続くフェブラリーステークスで12番人気16着と、2戦連続の大敗を喫してしまいました。

気になるレース内容が、いずれも5,6番手で追走しながらズルズルと下がってしまい、そのまま見せ場もなく大敗という結果になっており、プロキオンステークス、霜月ステークスで見せた末脚も不発の状態が続いています。

そんなミッキーワイルドですが、今回中山のダートコースは初参戦、かつ1200mという舞台もダートでは走ったことがなく、鞍上もテン乗りのレーン騎手と初物尽くしで心機一転、起死回生を図っていると考えられます。

フェブラリーステークスでこそ穴馬扱いとなったものの、長く上位人気を背負ってきた馬ですが、今回は二桁着順を2回続けたことで馬券妙味もありそうです。

皐月賞前に存在感を見せられるか、レーン騎手の手綱さばきにも注目の一戦ですね。