7/23(土)中京競馬場で開催される桶狭間ステークス。準オープンのダート1400Mに待っていましたとばかりに猛者達が集結した。これぞまさしく、桶狭間の戦い。このクラスは頭数が多く、特に短距離馬が多い為、なかなか思うようにレースに出走できないもどかしさ。そして、オープンへの切符は勝利しかない。非常にタフな条件がそろっている。調子を高いレベルで維持する事はどんな名調教師でも非常に難しい。ここが難点。しかし、ここをしっかり乗り切らないと、前には進めない。
準オープンのレースで勝ち馬は同着ではない限り、1頭だけ。準オープンはある意味オープンよりも層が厚い。短距離馬が多いのが特徴で、中距離馬も多いが、短距離馬の方が圧倒的に多い。ダートの短距離重賞は格上挑戦が出来ないほど、ここもまた層が厚く、ほぼすべての短距離重賞はフルゲートになる。その為、ダートの短距離界は格上挑戦のチャンスがほぼノーチャンス。500万・1000万までなら番組が平場で多く組まれている為、格上挑戦は可能。しかし、これが1600万(準オープン)になると状況が一変する。
桶狭間Sは能力が拮抗しており大混戦になるのは必至。能力があっても調子が落ちてしまっては厳しい戦いを強いられる。まして真夏の炎天下での一戦。パドックで異常発汗をしていたら、もう消すしかない。どんな人気になっていても能力を出し切る事は不可能。後は朝馬券を買わないで、馬体重とパドックは見ておいた方がいいだろう。どの馬が勝ってもおかしくない大激戦だ。