究極の夏馬ベルカント。夏とそれ以外の時期での成績が全く違う。CBC賞で3着と休み明けながら、上昇カーブを描くデキ。逃げに逃げて最後は粘り粘って3着を死守。そして迎えるアイビスサマーダッシュ。昨年2馬身差をつけて快勝した舞台。鞍上も昨年の快勝の立役者デムーロ騎手が手綱を握る。V2を視野に完全に入れた。
直線競馬はこの馬にあっている。手前を変える必要がないこのコースは、純粋にスピード能力がものを言う。後は、新潟直線1000の場合は枠が大きく左右する外枠圧倒的有利。これまで、下級条件から,アイビスサマーダッシュまで、この傾向だけは顕著なまでに出ている。昨年のベルカントは7枠13番での勝利。やはり枠も勝利へかなりカギを握っている。最内枠を引いてしまった場合が流石に割引は必要になってくる。
直線競馬を得意にする馬は他にもいる。新潟直線1000Mコースと抜群の相性を誇る。プリンセスムーン。この馬も牝馬。新潟1000Mと、他場での走りが全く異なる。悲願の重賞制覇なるか?この馬の場合重賞制覇のチャンスは、この舞台以外ノーチャンスと思っても良い。後はネロ。この馬も直線競馬巧者。その他にも新興勢力の台頭もあるが、ベルカントが頭一つリードしている情勢だ。