競馬雑誌を見ていると、今年も来年デビューする1歳馬のクラブ馬の募集広告をよく目にするようになった。そういえばそんな時期に来たなと感じる今日この頃。様々なクラブが完売目指して広告攻勢に出ている。実はクラブ馬は、格安馬でいい馬が出る傾向がある。キャロットクラで活躍したシーザリオは募集価格1口35,000円の格安馬だった。結果日米オークスを制し、その産駒は高い値で募集されている。競馬は勝った者勝ち。シーザリオを所有した人は相当、相馬眼が良い。普通は、35,000円の馬を狙いにはいかない。ここが競馬の奥深さで面白いところでもある。
今ではキャロットクラブはマンモスクラブに変貌した。毎週お馴染みの勝負服を目にする。目にしない日はないと言っていいくらい。また東京ホースレーシングで活躍したレッドディザイアも余り人気がなかったと聞く。クラブ馬は高額馬が人気になるが、こうした、誰もが注目する馬ではなく、密かに、出資お待ちしています。といったタイプの方が好走する確率が高いとも言える。
確かに格安馬はタイムオーバー連発で即引退の馬もいる。非常に当たり・はずれが大きな世界。これだけは運を味方につける以外方法はない。運を味方につけるのはなかなか大変な事だが、格安馬勝負の場合は運も重要。果たして皆さんは、高額馬がいいだろうか?格安馬がいいだろうか?