セレクトセールは各馬主の駆け引き

セレクトセールは大物馬主の独壇場になる事ばかりに注目が集まるが、個人馬主にとっても大物だろうが、そうでなかろうが、良い若駒を買う絶好のチャンス。如何に競りかけられない馬を狙うかが大事。そうは言っても購入した馬が走らなければ意味がない。その馬主に取って縁のある馬などは、やはり抑えておきたいところです。ここが一番重要な所ですね。多くの馬主が予算を決めて参加していますが、予算オーバーになるのは日常茶飯事のようですね。こればかりは仕方がありません。

ダービースタリオンを開発した薗部博之氏。ダービースタリオンの爆発的ヒットにより、一躍億万長者になった薗部氏。その後もダービースタリオンは爆発的ヒットは留まる所を知らずモンスターゲームとなりました。競馬をする人なら、ダービースタリオンは知らない人はいない程、超有名なゲーム。現役騎手もダビスタ好きが非常に多い。そんな薗部氏は馬主生活20年になる。バランスオブゲームと、アブソリュートで重賞9勝を挙げている。特にフサイチコンコルド産駒のバランスオブゲームは、G1にあと少しの所まで行った。そんな薗部氏もセレクトセールに今年も参戦したが、結局予算の2倍使ってしまったらしい。やはり欲しい馬は欲しい。参加して「ボウズ」も避けたいここが、明暗を大きく分ける事になる。大分、資金的にも最初のようにはいかなくなってきているようだ。