【御室特別2020予想】北村友一騎手、安定感抜群のティグラーシャで名誉挽回へ

2着が多い馬というのは、馬券を買う側からすれば連軸にしやすい面はあるものの、オーナーや調教師サイドからすれば、なかなか先の展望、見通しが描けないもどかしさがあるのもまた事実です。

大敗しているわけではないので、結果的には賞金を確実に稼いでくれる孝行馬と言えなくはないですが、いいところまで来ている以上やはりもっと上の舞台に行って欲しいという思いもあるのではないでしょうか。

そういった意味で、そろそろこのクラスはなんとかしてほしいと思える1頭が、日曜京都9レースに組まれている4歳以上2勝クラスの特別戦・御室特別に出走を予定しているディープインパクト産駒・ティグラーシャです。

これまで7戦して2勝、2着4回と安定感はあるものの、デビュー戦勝利から2勝目をあげるまで10ヶ月を要しており、勝ち味に遅いのは否めず、今回はそこからすでに7ヶ月。クラス3戦目で悲願の3勝目を目指します。

登録11頭と少なく、登録馬中前走2着馬はティグラーシャとハローユニコーンの2頭のみということで、今回もまた1番人気になりそうなメンバー構成となっています。

また、騎手の移動制限ルールにより、ここ3戦騎乗していた川田騎手から北村友一騎手へと乗り替わりとなりました。北村騎手は今回で2度めの騎乗となりますが、前回騎乗したのがティグラーシャの唯一連体を外したつばき賞でのものということで、不名誉な記録を払拭するべく今回はわかりやすい結果が欲しいところではないでしょうか。