2強が前走1着、さらに香港マイル覇者のアドマイヤマーズが休み明け初戦で激突とハイレベルなレースになりそうなのが、今週日曜東京競馬場のメインレースに組まれている安田記念です。
前哨戦の京王杯SCの2着馬であるステルヴィオの出走があればさらに盛り上がったことでしょうが、本調子にないということで残念ながら回避となってしまいました。
昨年はロジクライの斜行の不利を受けてしまい3着敗退となってしまったアーモンドアイと、昨年の春秋マイル王インディチャンプによる再戦となりますが、2強オッズはどちらかが崩れるという格言もあるように、穴馬の台頭にも警戒しておきたいところです。
そこで今回狙ってみたいのが、前走の京王杯SCでは脚を余す形で6着敗退も、NHKマイルカップ勝利があるようにこの舞台なら一発が期待できそうなケイアイノーテックです。前走は石橋脩騎手で挑みましたが、今回は再び津村騎手に手綱が戻ります。
昨年の安田記念にも出走していましたが7着と敗れており、このメンバーではきつそうに思えますが、後方待機から末脚勝負というスタイルですので2強の位置取り関係なく腹をくくって騎乗できるのは、人気がないであろう今回は強みといえます。
生粋の逃げ馬の参戦がないだけに展開が読みづらく、スローペースになる可能性もありますが、展開が向けば一発がある馬ですのでヒモにはぜひ加えたい1頭です。
安田記念はここ4年、1番人気が馬券に絡むものの勝ちには至っていない傾向もあり、断然の1番人気が予想されるアーモンドアイが、2015年のモーリス以来の1番人気での勝利なるかも注目です。