【注目新馬】バゴ産駒期待の牡馬・ステラヴェローチェ

コロナ禍の最中ではありますが、なんとか今年も日本ダービーが無事に終わったということで、今週からJRAでも2歳戦がいよいよスタートします。昨年の新種牡馬はキズナ、エピファネイア産駒が主役となりましたが、今年はドゥラメンテ、モーリス産駒たちに注目が集まります。

新種牡馬の産駒たちが気になるシーズンではありますが、今回紹介したいのは菊花賞馬ビッグウィークを輩出してはいるものの、最近の産駒成績を見ると牝馬のほうが活躍しているように思えるバゴ産駒から待望の大物牡馬誕生なるか期待したいステラヴェローチェです。母はオーマイベイビー、母の父ディープインパクトで、叔父に2007年の朝日杯FS勝ち馬ゴスホークケンのいる血統背景の持ち主です。

今週土曜阪神の5レースに組まれている芝1600mのメイクデビュー阪神に出走を予定しており、鞍上には西村淳也騎手を予定しています。栗東・須貝厩舎の管理馬ということで、牡馬クラシックではゴールドシップの皐月賞など実績がある厩舎に入っているのも強みです。

ほかの有力な出走予定馬を見ると、母ウインプリメーラがチューリップ賞2着から桜花賞参戦とクラシック戦線に乗っているように母系が優秀で、新種牡馬モーリス産駒のウインメイユール、デアリングタクトで牝馬2冠達成やサウンドキアラでの活躍が目立つ松山騎手が騎乗するロードカナロア産駒・リッケンバッカーあたりが有力ではないでしょうか。

今年の上半期は無敗馬のデアリングタクト、コントレイルの2頭を中心にまわったクラシック路線ですが、来年のクラシックに向けて早くも始動する馬の中から、大物が出てくる可能性もありますので馬券購入するかは別にしても、注目しておきたいレースの1つですね。