【芦ノ湖特別2020予想】クロノメーター、目指せ2頭目の「大物クロノ」

クロノと言えばバゴ産駒の秋華賞馬クロノジェネシスが出世頭ではないでしょうか。オーナーはサンデーレーシングということでクロノ自体は特定オーナーの冠名というわけではありませんが、血統に依存せず一定数の集団があるブランドのような形になっています。

その中でも先々期待できそうなクロノとして今回取り上げたいのが日曜東京の準メインレースに組まれている芦ノ湖特別に登録しているクロノメーターです。父はゴールドシップ、母はフローラステークス2着のタイムウィルテルで、姉にはダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬のマジックタイムのいる血統背景です。

父、母の現役時代の戦績を考えるとマイルは短いように思えますが、姉がマイルで結果を出しているため適鞍と言えるでしょう。

デビューから3戦は東京コースを使っており、3戦目で初勝利を挙げると続く1勝クラスも中山競馬場に舞台を変えても連勝で通過しました。今回は2勝クラスで古馬相手にはなりますが、血統面を考えてももっと上のクラスにいけるレベルにあろうかと思われます。

連勝中のパートナーでもある田辺騎手が引き続き確保されているのも頼もしい点で、登録14頭とやや少ない頭数ですが、このクラス2着で卒業間近と思われるクインズサンや、同じ3歳馬でプリンシパルSでは1番人気に支持されていたサトノフウジンの参戦もあり、メンバーに不足はなさそうです。

今回は2ヶ月半の休み明けという点でほかの有力馬たちが使ってきている中での休み明け初戦ですので、少し人気が落ちる可能性もありますが、馬体重が440キロ前後と小柄な馬ということもあり仕上がりも早そうですし、陣営も芝マイルにこだわってローテーションを組んでいるだけに今回も期待できそうですね。