今週は秋の中距離路線を目指す馬たちが集結する一戦「エプソムカップ」が開催される。梅雨前線が北上し、西日本や東海では雲が多く雨が降り出しているところも増え、先日中国、近畿、東海の梅雨入りを発表した。週末へ向けて天気も崩れていく予報が出ており、馬場への影響も気になるところだ。
本来なら馬場読みや脚質考察などをして適性の高い馬を選ぶのがセオリーと言えるかもしれないが、今回も例のごとくロジカル度外視のサイン理論で予想を展開していきたいと思う。
さて、競馬も全てのレースがテレビで見れるようになり、自粛中はテレビの前にいることが多くなったという方も多いだろう。新型コロナウィルスの影響により今期はテレビドラマが続々と放送中断を余儀なくされる一方で、過去の名作ドラマの再放送が盛り上がっている。アイドルグループ「嵐」のメンバーである松本潤が出演した「99.9 -刑事専門弁護士-」や、「ごくせん」が再放送され、ごくせんが放送された3日には視聴率12.7%を記録し、99.9も初日に12.6%を記録した。筆者の妻も嵐のファンであり、これらドラマは我が家でも当然HDD録画されている。
ということで今週のトレンドは「梅雨」・「嵐」。天候と関係のありそうな馬はサイン馬として注目しておきたいところだ。
英語で「嵐」という意味を持つ「ストーム」が馬名に入っているアイスストームはサイン馬になりそうだ。前走は今回と同舞台になる東京1800mのメイSを優勝し、勢いをつけての参戦となる。重馬場適性の高そうな馬名とは裏腹に緩い馬場はあまり得意ではないのがネックだが、サイン的にはぴったりな1頭だ。
あとは馬名に「レイン:雨」という言葉が入っている(レイ)エ(ン)ダも面白い。この馬は雨が降った昨年のエプソムカップも制しており、稍重以上の好走実績もある。緩い馬場はそこまで苦にしないタイプだ。今年は1・2番人気に推されるくらいの人気馬になりそうだが、実績や適性を考えるとリピートする可能性は高そうな1頭だ。
あとは騎手だと、同じくレインという言葉とほぼ響きが同じ言葉が名前に入っているD.レーン騎手もサイン的には注目で、今年の騎乗予定馬のサトノアーサーはサイン馬として注目しておきたい。
ということで今年のエプソムカップは、アイスストーム、レイエンダ、サトノアーサーの3頭をサイン馬として狙ってみたいと思う。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまったが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたい。