【フェニックス賞考察】テンのスピードが命!

テンのスピードが求められるのがスプリントの資質ではありますが、露骨に先行有利なオープンレースが今週小倉競馬場で開催されます。2歳のオープンレース、フェニックス賞です。

今年は9頭がエントリー。ほとんどが前走1着ということで、取捨選択が難しいところですが、ポイント2つを抑えておくと軸馬が絞れます。さっそく見ていきましょう。

過去5年のデータから、まず逃げ馬が有利なことがわかります。逃げた馬の成績が【2-1-1-1】と大半が馬券圏内。そして、道中6番手以降で競馬していた馬の連対がこれまでありません。いかに前目につけられるかが1つめの鍵になります。

続けて前走が芝1200m、かつそこで勝利をあげた牝馬の成績は(3211)とさらに信頼度が増します。今年の該当はクインズサブリナ、ナムラアイドルの2頭。とはいえどちらも人気することが予想される馬。できれば1頭に絞りたいところです。

前走4番手から抜け出したクインズサブリナは、逃げ有利・かつオープンのペースを考えると道中置かれてしまう可能性もあります。その点、前走逃げ切り勝ちのナムラアイドルのほうが今回に限っては分があるとみます。

もちろん片方しか出走しない可能性もありますので、その際は残った馬を狙ってみてください。点数少なめでプラス収支を狙えるレースになるかと思います。