【函館2歳S予想2020】グレイトミッション、3つの買い材料

今週土曜函館のメインレースは2歳重賞第一弾のG3、函館2歳ステークスです。

1200mという距離設定や過去の勝ち馬の成績からもクラシックに直結するレースとは言い難いですが、昨年の勝ち馬ビアンフェや2着のタイセイビジョンが、ともに3歳に入ってからも結果を残しており、今年も注目したいレースの一つです。

人気を集めるのは新馬戦で5馬身差圧勝のレコード勝ちを収めたフランケル産駒モンファボリと武豊騎手のコンビになりそうですが、武豊騎手が過去10年で2度と乗り慣れないレースに、2戦目にして人気を背負う初重賞の逃げ馬ということで、ダントツ人気を預けるほどの信頼感は未だ築けているとは言い切れません。

また、2年連続で1番人気が馬券圏外に沈んでいる点からも、少しひねった予想が求められるレースではないでしょうか。

モンファボリを始めとして、前走函館勝ち馬が人気の中心となりそうなレースのため、あえて今回は別ローテーションの東京新馬戦勝利から参戦のダイワメジャー産駒・グレイトミッションに注目してみたいと思います。

デビュー戦勝利から引き続き鞍上には野中騎手で挑む予定となっています。

モンファボリ、フォドラ、リメス、リンゴアメといった新馬戦を逃げ切って勝ち上がってきた馬が集まってきたため、中団から良い結果を出してきており、2歳戦と相性の良いダイワメジャー産駒という点が買い材料として挙げられます。

その他、函館組からもカイザーノヴァが控えて勝ち上がってきた馬ですが連闘となる点は懸念されます。

今回は、リンゴアメとの2頭出しで挑む美浦・菊川厩舎の、おそらく人気薄側となるであろうグレイトミッションの末脚に期待したいですね。