【北九州記念2020予想】高速馬場化した今の小倉で狙いたい穴馬はこの馬だ

今週の小倉メインは1200mハンデ戦「北九州記念」です。フルゲート18頭に今年は高松宮記念を制したG1馬モズスーパーフレアも出走しており、面白い一戦となりそうです。

他にも、CBC賞で復活の重賞制覇を果たしたラブカンプー、アイビスサマーダッシュを制したジョーカナチャンなど、サマースプリントの上位馬も出走してきたことで同シリーズの行方を占う意味でも重要なレースとなっています。

そんな中で今回注目しているのは6歳牡馬のジョイフルです。

ジョイフルは前走CBC賞で9着から巻き返しを狙っての参戦となります。重賞未勝利でハンデ56kgというのは少し背負わされた感がありますが、小倉実績もあり、今の高速馬場化している小倉の馬場ならチャンスは十分ありそうです。

今の小倉競馬場は、例年に増して超高速馬場で先週の2歳未勝利戦でそれまでのレコード1分7秒8を更新する1分7秒5の異常に速い時計が出ています。1週間経ちましたが、好天続きだったこともあって馬場は今週も良馬場開催となる可能性は高そうで、G1馬まで出走する重賞であれば、かなりの好タイムが出ることは間違いないでしょう。

となるとまずは高速タイムを出せる馬を探す必要があります。そうなると外せないのが、2年前の同レース2着で、昨年の勝馬のダイメイプリンセスです。2年前のタイムが1分6秒8で、2年連続で斤量55kgが今回は56kgとなります。近走も悪く斤量増、モズスーパーフレアと0.5kg差というのもマイナスと言えますが、そのモズスーパーフレアは高松宮記念以来の約4か月の休み明けでトップハンデの56.5kg。中山競馬場では好時計連発も小倉では1分8秒台までなので不安は残ります。

ラブカンプーは2年前の北九州記念で1分6秒9をマークしていますが、当時51kgに対して今回54kgと3kg増は厳しく、ジョーカナチャンは1200mの最速が1分9秒台なので高速馬場適性疑問でかつ前走から1kg増の55kgはやはり厳しいでしょう。

超高速馬場対決を考えると実績馬たちが斤量的に微妙な中、ジョイフルは小倉は1戦1勝で、斤量も57kgで1分7秒4をマークしています。当時500万クラスで日は違いますが同時期の北九州記念でのダイメイプリンセス、ラブカンプーとは0.6秒差以内、しかも斤量はダイメイプリンセスより2kg、ラブカンプーよりは6kgも重かったのです。

そこからジョイフルは力も付けてきて、今回斤量は56kgでダイメイプリンセスと同斤量、ラブカンプーとは2kg差。それならば、今回の小倉競馬場での超高速馬場対決でもしっかり高速タイムをマークできる可能性は高いと言えるでしょう。

ということで、小倉競馬場での超高速馬場対決とハンデを吟味すれば、ジョイフルの重賞制覇も十分あると見て、同馬を中心視した馬券で勝負したいと思います。