【キーンランドC予想2020】6歳牝馬のディメンシオン、2度目の1200mで結果を残せるか?

全国的に猛暑が続いており、本来やや涼しい北海道競馬となるはずが、昨年とは予想気温で10度も高くなる中、今週末は1200mの重賞キーンランドカップが行われます。サマースプリントシリーズの第5戦でラスト2戦ということもあり、函館スプリントの1着ダイヤトニック、2着のダイメイフジと短距離路線の活躍馬が多数出走してきました。

その他にも、まだ逆転の可能性があるアイビスサマーダッシュ3着のビリーバーや、同4着のメイショウカズヒメや函館スプリント4着のフィアーノロマーノなど、ここでの結果次第でサマースプリント王のチャンスのある馬も多く出走してきました。

そんな中で、注目しているのは6歳牝馬のディメンシオンです。

ディメンシオンは、京成杯オータムハンデ2着、阪神牝馬ステークス3着があるように、マイル重賞路線で活躍してきました。2走前で初めて1200mのCBC賞に出走し11着、前走はマイルの中京記念で9着の後、1200m戦2度目となるキーンランドカップに駒を進めてきました。

路線を模索しているとも言えますが、改めて1200m路線に出走してきたと言うことは陣営もサマースプリントの方がチャンスありと判断した可能性も高いと思います。そもそもマイル路線の方が出走馬陣のレベルや格が高いことを考えると、ディメンシオン陣営の本気度は高そうです。

鞍上はCBC賞でコンビを組んでいる松田騎手に戻ります。CBC賞の1200mで騎乗した騎手ですから、2度目の1200mへの対策もばっちりでしょう。

馬の状態に関しても、ここ2走はCBC賞・11着、中京記念・9着と結果は出ていませんが、初めての1200mだったCBC賞ではハイペースを2番手追走でさすがに苦しかったようですし、中京記念では強い相手に先行馬の後ろから差してきたのですが、ラスト100mで前が詰まり伸びきれなかっただけで、脚色は上位のものでした。着順ほど馬の状態は悪くなかったと言えるでしょう。

ということで暑い夏の北海道で行われるキーンランドカップは、格が違うディメンシオンが2度目の1200mでしっかり結果を残してくれることに期待して応援したいと思います。