長期離脱から復帰してきた戸崎圭太騎手が夏の新潟開催で流石の手綱さばきを見せています。関屋記念のサトノアーサー、そして新潟2歳ステークスのショックアクションと立て続けに重賞を2勝しており、リーディング争いは厳しいながらも秋競馬や来年に向けて存在感をアピールしています。
新潟で結果が出ている戸崎騎手ですが、土曜日は札幌開催へと参戦し、札幌2歳ステークスではユーバーレーベンに騎乗予定となっています。
デビューは6月の東京開催ということで、2ヶ月以上の休み明けとなりますが、重馬場を差し切って勝利しており、父のゴールドシップ同様、力のいる馬場や時計のかかる馬場に強みのある姿をみせたデビュー戦となりました。
また、今年は他にもゴールドシップ産駒が多く登録してきました。福島競馬で今回と同じ芝1800mからデビューし勝利を飾ったアオイゴールド、前走のコスモス賞で3着に逃げ粘ったコスモアシュラ、2戦目の未勝利戦で単勝1倍台の人気馬2頭を抑え勝利したウインルーア、そして先週デビュー戦勝利を果たし連闘で挑むヴェローチェオロと、合計5頭のゴールドシップ産駒が参戦します。
ソダシ、バスラットレオン、ピンクカメハメハといった逃げ・先行馬に人気が集まりそうなだけに、昨年このレースでワンツーを決めたゴールドシップ産駒はぜひ抑えておきたいところ。
ユーバーレーベンは人気の一角となりそうですが、軸馬や相手にはぜひ人気薄も含めてゴールドシップ産駒を絡めて検討していく必要がありそうですね。