【新潟記念2020予想】プレシャスブルー、新潟でまた穴あけるか?

猛烈に暑い夏がまだまだ続いています。日曜日に新潟記念が行われる新潟でもフェーン現象の影響もあって三条市で史上初となる40.2度という気温を観測しています。加えて、西日本には大型の台風が近づいているようでとにかく被害がないことを祈るばかりです。暑さも大変、台風も大変。コロナも大変。いずれにせよ日本国民が被害を受けず、元気で競馬を楽しめることが一番です。

さて、競馬業界はいよいよ今週で夏競馬も終了となります。ということで夏競馬の終わり告げる一戦、新潟記念を予想したいと思います。2000mのハンデ戦にフルゲート18頭が出走してきました。非常に予想が面白い一戦ではありますが、夏のハンデ重賞らしく波乱も多く、難解な一戦です。

そんな難解な新潟記念で注目しているのはハンデ54kgのプレシャスブルーです。プレシャスブルーは、4走前に3勝クラスの初富士Sを勝利しオープン入りを達成。

どちらかというと遅咲きの馬ではありますが、その後8着、3着、9着の成績で、2走前に今回と同じ条件で行われた新潟大賞典で54kgのハンデで3着に好走しました。14番人気ながらの激走は、新潟競馬場への適性を示してくれました。

この時に4着だったのが次戦の七夕賞で2着に好走したブラヴィスでした。ブラヴィスがハンデ1kg増でプレシャスブルーが据え置きですから、ブラヴィスとは差のない競馬をしてほしいところです。

前走函館記念は9着ではありましたが、馬体重が20kg減と大幅にマイナスになった中で、4コーナーからの伸びは光っていました。ただ、さすがにラストの方になると馬体重減が響いて伸びきれないように見えましたので、馬体重さえ戻せていれば、さらに走れるに違いないでしょう。

相手関係だけを新潟大賞典と見比べていると、ダービー8着のワーケアや小倉記念を制したアールスター、同2着のサトノガーネット、目黒記念2着のアイスバブル、G1大阪杯に出走したカデナ、ジナンボーと言った実績馬や底を見せていないサトノダムゼルなどメンバーは強くなっているようですが、視点をハンデに変えて見比べてみると、54kg据え置きのプレシャスブルーに対しての他馬のハンデは、良い具合に増えているように思えます。

ということで、新潟記念は新潟なら巻き返しが十分可能なプレシャスブルーが、馬体をしっかり増やして好走してくれることに期待して応援したいと思います。