【京成杯オータムH予想2020】いつもあと一歩のミッキーブリランテ、坂井騎手とのコンビで初重賞&サマーマイル制覇へ!

暑い夏がようやく落ち着き、競馬も秋シーズンに突入してきました。今週から開幕する中山競馬の日曜メインは、ハンデ重賞の京成杯オータムハンデです。

サマーマイルの最終戦ということもありサマーマイルチャンピオンの可能性のある馬7頭に加え、短距離マイル路線で秋の飛躍を狙う9頭の馬と合わせてフルゲート16頭が揃いました。

トップハンデ57kgと最軽量52のハンデ差は5kg差とそこまでの差はないものの、拮抗したメンバー構成となっており微妙なハンデ差でがらっと変わるかもしれません。

そんな京成杯オータムハンデで注目したいのは、サマーマイルチャンピオンの可能性のあるミッキーブリランテです。

ミッキーブリランテは、サマーマイルシリーズに最多出走の3戦出走。3着、5着、4着といつもあと一歩ながらも合計8ポイントで4位となっています。サマーマイルを制するためには勝利が必須条件で、他馬の成績も気になるところですが、最多出走なだけに、サマーマイル勝利への気持ちはかなり強いと言えます。

そのミッキーブリランテとのコンビを組むのが若手のホープ坂井瑠星騎手です。坂井騎手は栗東所属の5年目の騎手ですが、先週まで36勝で全国リーディング19位と頑張っています。勝利数はすでに坂井騎手がこれまでの最多勝利だった2017年の記録と並んでおり、今年は自己ベストの勝利数を挙げるのは間違いないでしょう。

このように勢いのある坂井騎手は、これまでミッキーブリランテに一番多く騎乗している騎手で4勝中3勝と一番実績を残している騎手となります。今回は、3走ぶりのコンビ復活となりますが、オープンと重賞でいつもあと一歩のミッキーブリランテにとってその一歩をクリアするためには、最高のコンビ復活と言ってもいいでしょう。

あとは、中山競馬場がどうかということですが、今回の出走メンバーの中には、スマイルカナやルフトシュトロームなどのような中山が得意な馬達も参戦しています。それら中山巧者と言われる馬と比較すると、ミッキーブリランテは中山競馬場で1戦して12着なので不安要素と言えそうですが、その一戦を見ると内枠スタートから、脚色がいいまま直線に向いたものの、前が詰まりどこにもいけなくなり、勝馬から0.8秒差12着という結果でした。

この時の騎手も坂井騎手でしたので、同じ轍は踏まないように思っているはずです。馬もまだ経験が浅い3歳でしたし、経験を積んでの今回は、結果は違ってくるでしょう。

ということで、京成杯オータムハンデは、いつもあと一歩のミッキーブリランテと坂井騎手のコンビが初重賞と合わせてサマーマイル制覇を実現してくれることに期待して応援したいと思います。