【セントウルS予想2016】ビッグアーサー絶対も初の1200mとなるレッドアリオンが面白い!

秋G1初戦となるスプリンターズステークスを占う前哨戦のセントウルステークスですが、今年は頭数13頭とちょっと寂しいメンバーとなりました。それも春の高松宮杯を制したビッグアーサーが出走するから?だったとするなら回避した陣営さんは、ちょっと情けない感じがしてしまいますが、だとすると逆に出走してくれたビッグアーサー以外の12頭の陣営さん達には感謝したいところです。

まあビッグアーサーの高松宮杯の勝ちっぷりがそれだけ強かったのは誰もが認めるところですから順調なら今回のセントウルステークスでも絶対的な軸馬というのは、しょうがないところ。ということで、ビッグアーサーの相手として配当的にも面白そうな馬を探すのが狙い目でしょう。

ビッグアーサーの相手に最適な馬は?

そこで該当しそうなのがレッドアリオンです。レッドアリオンは、マイルの重賞を2勝している実績馬ですが、これまで1200mのレースは一度も走っていません。しかもここ7戦中6回も二ケタ着順と近走成績も惨憺たる結果です。それだけ見てみるとちょっと狙いにくい馬です。

しかし、この馬の兄弟を見てみると、今回こそがねらい目?という要素も出てくるのです。この馬の兄弟は、結構優秀でクラレント、リディル、サトノルパン、レッドアヴァンセとオープン馬が輩出され、しかも重賞馬もいれば、クラシックで人気となっている馬もいるかなり優秀な兄弟たちなのです。そんな優秀な兄弟の中の特にサトノルパンの成績を見ると、今回初の1200mでレッドアリオンが好走する可能性が見えてくるのです。

レッドアリオンの1歳年下のサトノルパンは、デビューして12戦1200mのレースに一度も出走していないのですが、13戦目に1200mのレースに初出走すると快勝しその2戦目には1200mの重賞京阪杯を勝利するなど1200mへの適性を見せたのです。そして、18着に終わりましたがビッグアーサーが勝った高松宮杯に出走するまでになったのです。このようにサトノルパンの実績を確認してみると、レッドアリオンの初1200mはむしろ面白みが沸いてくるのです。

ビッグアーサーが絶対的で、回避した馬も居そうなセントウルステークス。ここはチャレンジしてきた馬の中で、初の1200mとなるレッドアリオンが面白そうです!