先日のジャパンカップは3強のアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトが1着から3着まで人気順で入線する堅い決着となりました。
有終の美を飾ったアーモンドアイの繁殖入りは、来年もまた素晴らしい走りを見せてもらいたい願いと、産駒に期待をかけたい気持ちの両方を抱いてのものとなりました。
また、騎乗したC.ルメール騎手は天皇賞(秋)からG1を4連勝、秋古馬G1を全勝と独走体制に入っていますが、今週もまた有力馬に騎乗するため注目したいと思います。
今週日曜中京のメインレースで開かれる秋のダート王決定戦チャンピオンズカップでは、3歳馬カフェファラオへと騎乗します。クリソベリルが国内無敵の戦績で参戦してくるため、1番人気を譲ったルメール騎手の真価が問われる一戦でもあります。
カフェファラオ自身はジャパンダートダービーではつまずきが影響してか7着に敗退しましたが、距離1900mの前走シリウスステークスでは初の古馬相手に差し切り勝ちを決めました。今回は相手関係が大幅強化されますが、クリソベリルと未対戦組の強豪として魅力のある1頭です。
その他にはアルクトスやインティといった逃げ・先行を持ち味とした馬の登録もあり、更にその後ろをクリンチャーやクリソベリルといった有力馬が控える流れが予想されるだけに、前走で8番手から追い込んできたカフェファラオに展開がハマる可能性はあります。
ルメール騎手としては2013年のベルシャザールで制覇して以降、2015年のノンコノユメ、昨年のゴールドドリームと2着止まりとなっているため、久々にこのレース勝利となるかも併せて注目したいところですね。